12月は1年で一番ふるさと納税の寄付が増える月です。12月になれば所得が確定し、寄付金控除額のおおよその上限がわかるため、年内ラストチャンスとして駆け込みでふるさと納税をする方も多いのではないでしょうか。

2022年は値上げに始まり、値上げに終わった1年でしたが、値上がりは2023年も続くと予想されます。値上がりが続くと当然ですが、返礼品の3割ルールから考えると、寄付金額が増えたり返礼品が減ってしまう可能性がありますので、年内ならまだ間に合いますのでまだふるさと納税をやっていない方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

ねらい目返礼品その1 お正月アイテム

年末年始に欠かせない食材。例えばホタテやエビ、カニといった魚介類や鍋セットなどがおすすめです。ただし、寄付から発送まで時間がかかるものが多いため、年末年始に合わせたい場合は早めに寄付をすることと、日にち指定ができる場合は指定をしておきましょう。

ねらい目返礼品その2 肉類

不動の人気を誇る牛肉切り落としは、1万円の寄付金額で、1.5キロの返礼品があればお得な部類に入ります。最近のトレンドとしては、豚肉の切り落とし(豚こま肉)も人気です。同じ1万円の寄付金額でも4キロのものもあり、食べ応えも抜群です。肉を選ぶときは、500g単位で小分けになっているものにすると、使うときも便利です。4キロあれば、生姜焼きやミルフィーユ鍋、とんカツなどおかずのレパートリーには困らないでしょう。

ねらい目返礼品その3 乳製品

輸入品の乳製品の値上がりとともに、国内の乳製品の価格差が縮まっていますので、国内のこだわりのチーズやバターを狙うのもいいですね。

ねらい目返礼品その4 日用品

年明けにトイレットペーパーやティッシュボックスの値上げが予定されていますので、寄付金額が高くならない年内の駆け込むのはアリといえばありでしょう。私自身トイレットペーパーを返礼品に選んで、買い物へ行く手間が省けて大正解だったと思っています。

  • トイレットペーパーは大正解

寄付金額6,000円で、芯なし130mシングルが24個入りのトイレットペーパーはリピートしました。リピート注文後に取り扱いが休止となりました。次の復活を待とうと思います。

ねらい目返礼品その5 野菜

肥料価格の高騰により、野菜も値上がりしていますので、旬の野菜セットを選ぶのもいいですね。また玉ねぎは2022年中ずっと高値がついているため、5,000円で10キロのものがねらい目です。

  • 玉ねぎなど野菜もおすすめ

こちらは今年行ったもので、寄付金額5,500円で玉ねぎL玉10キロのものです。

ねらい目返礼品その6 米

困ったら、米! を選択しましょう。お米は自炊の心強い味方です。あって困るものではありません。定期便にして、毎月10キロずつ届くようにすると、毎月擦りたての美味しいお米をいただくことができますね。

12月が年内のふるさと納税のラストチャンスです。年末になればなるほど忙しくなるので、寄付は早めに済ませましょう。また、ワンストップ特例制度を選択した場合は、翌年の1月10日必着で寄付をした自治体へ記入済みの申請用紙を送る必要があります。「さとふる」では対応するスマートフォンとマイナンバーカードがあれば、ワンストップ特例申請がオンラインでできるので、書類送付が面倒だと思う人はオンライン申請がおすすめです。(一部対応していない自治体もあります)申請書が遅れてしまった、6自治体以上に寄付をしてワンストップ特例制度が利用できなかった場合は、翌年の3月15日までにe-Tax等で確定申告をしましょう。