米Appleが紛失防止タグ「AirTag」のファームウェアアップデートに関するサポートページを更新し、Firmware Update 2.x以降のアップデート内容を公開した。

同社は11月に「AirTag Firmware Update 2.0.24」、12月に「AirTag Firmware Update 2.0.36」をリリースしたが、アップデートの詳細を明かしていなかった。

AirTag Firmware Update 2.0.24では以下の機能を追加した。

  • 自分のものではないAirTagと共に移動していることが検知された際に、AirTagの位置の特定に「正確な場所を見つける」機能を利用できるようになった(iOS 16.2以上、Ultra Wide Bandを備えた対応iPhoneが必要)。
  • 所有者から離れたAirTagが一緒に移動していることを、iPhoneがオンである場合は通知を表示し、また移動をサウンドで知らせる(iOS 16.2以上が必要)。

AirTag Firmware Update 2.0.36は、特定の状況で加速度センサーが動作しないことがある問題を解決する。

AirTagのファームウェアのバージョンを確認するには、iPhoneまたはiPadで「探す」アプリを開き、「持ち物を探す」タブでバージョンを知りたいAirTagを選択し、AirTagの名前をタップすると表示される。