JR西日本は、2023年3月18日に開業を迎える奈良線の高速化・複線化第二期事業などをPRするとともに、京都府子育て環境日本一推進会議の取り組む「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の啓発のため、12月22日からヘッドマークシール列車を運行すると発表した。

  • 221系へのヘッドマークシール掲出イメージ

奈良線の高速化・複線化第二期事業は、JR藤森~宇治間、新田~城陽間、山城多賀~玉水間の総延長約14.0kmを対象に実施。京都府と関係市町、JR西日本が主体となって進められてきた。来年春に迫った開業を沿線地域に広く周知するため、桜の花びらなど描いた背景に、「より快適に 2023 3.18開業 奈良線第二期複線化」の文字を配したデザインのヘッドマークシールを制作した。

同時に「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」デザインのヘッドマークシールも制作。赤ちゃんの顔と「泣いてもかましまへん!」の文字を描いたデザインとなっている。

  • 「JR奈良線の第二期複線化」を記念したヘッドマークシール

  • 「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」デザインのヘッドマークシール

これら2種類のヘッドマークを1編成あたり各1カ所に掲出。対象となる車両は6両編成の221系4編成で、施工が完了した列車から順次運行開始する。おもな路線として、奈良線の他におおさか東線、大和路線(関西本線)、万葉まほろば線(桜井線)でも運行予定とされている。