TBSで12月29日に『「あらびき団」年末総決算! あら-1グランプリ2022』～よる10時スペシャル～』(22:00～23:27)が放送される。このたび、女優の二階堂ふみがゲストとして初登場することが発表された。

  • 左から藤井隆、二階堂ふみ、東野幸治

東野幸治(ライト東野)と藤井隆(レフト藤井)がMCを務める本番組は、“あら削り”な一芸を持ったパフォーマーを紹介するネタ番組。2007～2011年にレギュラー放送、その後も特番としてたびたび放送され、ハリウッドザコシショウ、風船太郎、世界のナベアツ、AMEMIYA、はるな愛ら多くの“あらびき”スターが誕生した。さらに、いまや大活躍のかまいたち、シソンヌ、マヂカルラブリーなど、多くの賞レースチャンピオンたちが若手時代にパフォーマンスをしていたのもこの番組だ。

今年2月に番組初のゴールデンタイムで放送。8月にはバラエティ番組において異例といえる2夜連続放送、さらに10月には『お笑いの日』に初参戦と、2022年は大躍進した『あらびき団』。そんな1年を締めくくる今回は深夜ではなく、22時から放送。サブタイトルも「～よる10時スペシャル～」となっており、2022年最後のお笑い賞レース「あら-1グランプリ2022」を開催する。

このたび、ライト東野、レフト藤井と共に第6回の開催となる「あら-1グランプリ」の行方を見守るゲストとして二階堂ふみの出演が決定した。先日行われた収録を終え、二階堂は「面白いことを言えなきゃ駄目なんじゃないかとプレッシャーもありましたけど、出られてうれしい」と笑顔を見せ、「ここでしか見られない方々がたくさん出ていらっしゃるので、ファンとしてはすごく光栄です。でもあんまり売れないでほしい･･･」と感想を述べた。

そんな二階堂を迎え、ライト東野は「『あらびき団』が大好きだと伝わってきて、僕の無茶ぶりにも答えてくれました！」と話し、レフト藤井は「めちゃくちゃ笑ってくださって、一番笑ってくれたのが“THEあらびき”なネタのときだったので、こういうネタが好きなんだなとうれしくなりました」とコメント。ライト東野は「若手の方は一心不乱にキラキラしてなんか訳のわからないことをやってて、ベテランからは報告サプライズがあったりして･･･。うれしかったり寂しかったりいろんな気持ちにもなりました」と収録を振り返った。

賞レース常連組はもちろんのこと、この番組ならではの懐かしい顔ぶれやニューフェイスが一堂に会した世にも奇妙なこの賞レース。そのファイナリストは近日発表。一体だれが6代目王者に輝き、つかの間の栄光を手に入れるのか? 二階堂ふみの選んだお気に入りの“あらびき”パフォーマーとは!?

また、22日から29日まで、都内各所を『あらびき団』オリジナルの巨大宣伝トラックが走行することも決定。この発表に「費用対効果、考えてます･･･?」とレフト藤井はいささかの不安を漏らしていたが、スタッフは絶対的な自信をもってデザインを考案中とのこと。どんなデザインになるのかは近日発表予定だという。

『あらびき団』公式YouTubeでは、MC2人への報告動画など例のごとく「放送があるときに、思い出したように」動画がアップされている。

東野、藤井、二階堂のコメント全文は以下の通り。

■ライト東野(東野幸治)

二階堂さんが『あらびき団』が大好きだと伝わってきたし、僕の無茶ぶりにも答えてくれて･･･楽しいひとときを過ごせました。二階堂さんは最初はちょっと緊張していたようですが、変な人が出てきてやっと笑顔になってくれて、これ！ これ！ みたいな(笑)。スタジオで責任持って、マイクを突き出された状態で変なパフォーマーを見させられるという苦行みたいなものにも笑顔でいらっしゃったので、二階堂さんは肝が据わってるなと思います！
若手の方は一心不乱にキラキラしてなんか訳のわからないことをやっていたり、ベテランからは報告やサプライズがあったりして･･･。うれしかったり寂しかったりいろんな気持ちにもなりました。

■レフト藤井(藤井隆)

TBSの年末最後を飾るお笑い番組ですから、まっとうな、真正面からお笑いで勝負しましたけど、二階堂さんが喜んでくださって本当によかったです。レギュラー放送から見ていただけていたと聞いてすごくうれしいですね。
本当に二階堂さんがめちゃくちゃ笑ってくださって、一番笑ってくれたのが“ＴＨＥあらびき”なネタのときだったので、こういうネタが好きなんだなとうれしくなりましたね(笑)。
フレッシュな人たちに死ぬほど笑わせていただいたんですけど、同世代の仲間の人たちはいろんなことがあったりもして･･･そういったところも一緒に見届けていただきたいなと思います。

■二階堂ふみ

本当に出られてうれしいです！！ レギュラー放送から見ているので、ライト東野さんとレフト藤井さんを生で拝見できて光栄です。本当にグリーンバックで撮影してるんですね！ 感動しました。ちゃんとメモ帳も持参してきたので気合い十分です。オファーをいただいて、こんなに光栄なことはあるんだろうかっていうぐらい･･･面白いことを言えなきゃ駄目なんじゃないかとプレッシャーもありましたけど、そういうのも忘れるくらい楽しい時間を過ごさせてもらいました！
『あらびき団』でしか見られないような方々がたくさん出ていらっしゃるので、有名になっていくのもすごくファンとしてはうれしい気持ちはあるんですけど、ずっとこの感じでいてほしいなみたいな、あんまり売れないでほしい気持ちも(笑)。今回、一視聴者のような立場で参加させてもらって、面白い時間を過ごせたので、ご覧になる方も是非90分一緒の立場で笑っていただけるとうれしいです。

(C)TBS