女優の満島ひかりがMCを務めるフジテレビの音楽番組『The House』の第2弾が、29日(24:25~ ※関東ローカル)に放送される。
満島が住む家=“The House”にアーティストたちを招き、そこで奏でられる音楽や、リラックスした姿で語り合う同番組。満島が信頼を寄せる設楽統(バナナマン)も参加してトークを盛り上げ、台本はもちろん、トークの流れを決めるためのゲストへのアンケートや段取りもない。今回は、AI、ジャニーズWEST、MY FIRST STORYの3組が登場する。
AIの太陽のような温かさや地球のような自然体さから“ネイチャー”を感じると語る満島は、“満島家の庭で冬のグランピング”をテーマにセットをオーダー。満島自身も沖縄出身で、母親が鹿児島出身ということで、AIと意外な共通点を発見し意気投合。芸能人として日常を過ごすことの苦悩を告白し、おちゃめなAIの一面をたっぷり見せる。
そんなAIが今回披露する楽曲は、最新曲の「Start Again」。ダンサー4人を引き連れ、満島と設楽も巻き込んだ圧巻のパフォーマンスを見せる。
ジャニーズWESTの重岡大毅と満島は、ドラマ『ごめんね青春!』(14年)で共演があったものの、7人そろって会うのは初めて。対面するなりイメージを覆す小瀧望の素顔に、満島が驚く場面も。その後も“もしもジャニーズWESTが合コンに行ったら?”という妄想トークで盛り上がる。
ジャニーズWESTは今回、あいみょんが提供した「サムシング・ニュー」を、神山智洋のギター演奏によるアコースティックバージョンで披露する。
MY FIRST STORYの楽曲に“不思議な違和感”を覚えていたという満島は、その秘密を探るべく彼らの音楽性や意外なプライベートを掘り下げていく。“雪降る場所で歌うMY FIRST STORYが見たい!”という満島が、屋上のセットをオーダー。
雪降る朝の屋上で披露してくれるのは、今年SNSでバズった楽曲「I’m a mess」。満島こだわりの“雪”の演出にも注目だ。
満島のコメントは、以下の通り。
――第2弾が決定したと聞いて
「とってもうれしいです!きっと面白かったからもう一度があったのかなって。もともと長く続く番組になるように目指しているので、2回目があってすごくよかったです」
――収録を終えての感想
「今回は3組のアーティストに来ていただいたのですが、やっぱりそれぞれに違った魅力のみなさんなので、お芝居でいうと3本の作品をやったような気もします。初回の放送を終えて、スタッフさんや美術さんとも“今度はこういうことができそうだね”とますますいろんな話をしながら作れたので、仲間感が増してきて楽しかったです」
――AIについて
「すっごく温かくて母性にあふれていて、名前のごとく世界の愛を歌っているAIさん。いつもどんなときでも彼女から音が鳴っている感じで…。初めて会ったのですが、想像通り愛のエネルギーがたっぷりあって、もうサイコーに楽しくてかわいかったです。設楽さんと3人で話も盛り上がりました。生活も音楽もあって、地上にもいられるし空にも飛べる存在は、他にいないアーティストさんだなと、充実した気持ちになりました」
――ジャニーズWESTについて
「少年の姿を残しながら大人になっている最中(さなか)の、貴重な時期の彼らに会えたんだろうなと。ほんのり青さが残っている少年たちの“果てしなさ”を7人それぞれに感じました。人数が多いのでまだまだお話が足りなかったけど、収録を思い返すと、ほわほわとした優しい印象が蘇ってきます。たくさんの感性がグループで動いているのって豊かです。桃色の部屋着で、ギター1本とは思えないほど華やかに歌うジャニーズWESTさん、ステキだった!」
――MY FIRST STORYについて
「初めてHiroさんの歌声を聴いたとき、“なんだこの森の中にいるオオカミみたいな声は!”って驚きました(笑)その後に知ったMY FIRST STORYさんの演奏は、“束縛なんか嫌だ!”って葛藤と自由さが混在していて、お会いしてみると、やんちゃながらも音楽と真摯(しんし)に向き合っている強さに、さらに感動しました。白い景色の中で歌う彼らを見たくて、切ないセットも組んでもらいました。きっとドキドキすると思います」
――視聴者の方へメッセージ
「一度目の放送が終わった後に、出演していただいたほとんどのアーティストさんから連絡がきたんです。“楽しかったです”とか“すごくいい放送だったので参加できてよかったです”とか。スタッフとアイデアを出しながら、“アーティストがのびのびとパフォーマンスできる番組にしよう”と奮起しているので、みなさんが喜んで帰っていく姿を見るのはめちゃくちゃうれしい。アーティストと視聴者さんを繋(つな)ぐブリッジの役割を、設楽さんに助けられながら私ものびのびとやって、愛される音楽番組になったらなと思っています。そしてまだまだ続けたいので、“『The House』続いて欲しい!”っていろんなところで話題にしたり、つぶやいてください(笑)」
(C)フジテレビ