12月16日に綾瀬駅にて「京樽・スシロー・重吉 綾瀬駅店」がオープンしました。「京樽」と言えばお持ち帰り鮨専門店ですが、オープンと同時に24時間冷凍の鮨を購入できる自動販売機が登場しました。電子レンジで温めて食べる鮨は本当に美味しいのか?気になる味わいを確かめに、綾瀬駅店で冷凍鮨を購入してきました。
綾瀬駅に登場した冷凍鮨の自動販売機
綾瀬駅の東口の脇にオープンした「京樽・スシロー・重吉 綾瀬駅店」。店舗の横に設置されたのが冷凍の鮨を24時間いつでも購入できる自販機です。購入した鮨を電子レンジで温めるとふっくらと美味しい味わいを楽しめるのだそう。販売されているのは、「京樽」の看板商品である「茶きん鮨」が一回り小さくなった「冷凍 姫茶きん」をはじめ、「冷凍 五目ちらし」、「冷凍 焼鯖鮨」、「冷凍 穴子鮨」、「冷凍 ごまいなり」、「冷凍 わさびいなり」の6種類。
その中から定番商品のミニバージョン「冷凍 姫茶きん」と、電子レンジで温める画が想像できない「冷凍 焼鯖鮨」と「冷凍 穴子鮨」を購入し、実際にその味わいを確かめてみたいと思います。
電子レンジで温めるだけ? 気になる解凍方法は?
自販機で購入した冷凍鮨には解凍方法が記載されていました。鮨を電子レンジに入れるのは違和感しかないのですが……早速手順に沿って解凍していきましょう。
「冷凍 姫茶きん」
凍ったままの本体を開封し、電子レンジ対応のお皿に間隔をあけて並べ、ラップをかけて温めます。
加熱後、レンジから取り出し10分ほど置いたら解凍完了です。
「冷凍 焼鯖鮨」と「冷凍 穴子鮨」
焼鯖鮨と穴子鮨の解凍方法は、外袋から本体を取り出し、凍ったままの本体の内袋に1カ所切れ目を入れて温めます。
加熱後、レンジから取り出し20分ほど置いたら完成です。
実際に食べてみた
加熱から時間が経ったので、実際に食べてみました。「冷凍 姫茶きん」は、口に入れた途端に柚子が香り、薄焼き玉子繊細な歯応えや、刻み穴子、ゆず、かんぴょう、しいたけ、きくらげなどの細かく刻まれた食材の食感も、「茶きん鮨」と変わらないそのままのクオリティです。
「冷凍 焼鯖鮨」は、香ばしさとしっかりと脂身を感じる焼鯖と生姜の相性は抜群。レンジから取り出したときは鮨らしからぬ温かさで不安だったのですが、時間を置いたことで温かさを感じないちょうど良い温度になっていました。シャリもほど良い柔らかさに解凍でき、押し鮨ならではのギュッと詰まった味わいが楽しめます。
「冷凍 穴子鮨」は、ふわトロな穴子の食感をしっかりと味わうことができます。「冷凍 焼鯖鮨」と同じくシャリもちょうど良い温度と柔らかさで、自販機から冷凍で出てきたとは思えないほどのクオリティの高さです。
いずれもシャリもネタもふっくらとしていて、冷凍だったとは思えないほどのリアルな鮨の味わいを堪能できました。「おうちで食べる鮨って、こんなに美味しかった?」と不思議に感じるほどで、まるで出来立てを食べているような感覚になります。
冷凍庫に好きなお寿司を備えておけば、いつでも好きなタイミングで食べられるなんて夢のよう。レンジでチンして置いておくだけで簡単に食べられるので、ご飯を作りたくない時にちょっと贅沢な一品が簡単に出来上がります。
自販機での販売により、気軽に購入できるようになった冷凍鮨。販売数に限りがあるので、近くに立ち寄ったらチェックしてみてくださいね。