2023年1月22日よりWOWOWプライム＆WOWOWオンデマンドで放送と配信をスタートする『連続ドラマW ギバーテイカー』(毎週日曜 22:00～全5話※第1話は無料放送、WOWOWオンデマンドは無料トライアル実施中)の完成披露試写会が18日、都内で行われ、中谷美紀、菊池風磨(Sexy Zone)、池内博之が出席した。

  • WOWOW『連続ドラマW ギバーテイカー』の完成披露試写会に出席した池内博之、中谷美紀、菊池風磨(左から)

本作は、累計発行部数1,000万部を突破したすえのぶけいこ原作の漫画『ライフ 2 ギバーテイカー』を実写ドラマ化。娘を殺された刑事・倉澤樹(中谷美紀)と、その娘を殺した猟奇殺人犯・貴志ルオト(菊池風磨)の死闘を描く。

第1話がお披露目されたこの日は、試写会後に舞台あいさつ。主演の中谷は娘を殺された過去を持ち刑事に転身するという難しいキャラクターを演じ、「子どもを殺された女性の役は自分自身を痛みつけなければできない役柄であることは簡単に想像できました。正直なところためらいましたね」とオファー時は戸惑ったようだが、「最初にいただいた脚本の段階で涙が止まらなかったです」と明かした。既に鑑賞した同ドラマは「出演したのを忘れて続きが見たくなって仕方がなくなるぐらい、手に汗握るクライムサスペンスに仕上がっています」と出来栄えには自信を見せた。

中谷と劇中で対峙する猟奇殺人犯を演じた菊池は「感情移入するのが難しい役だったので、自分がどういう風に演じればいいのか手探りでした」と最初は難しさを感じたというが、「とにかく想像して色んな考えを巡らせて自分なりに答えを出しました。何度も台本を読んで自分の中でイメージを膨らませました」とやり切った様子だった。

中谷と菊池は同ドラマで初共演。中谷が「皆さんにとっては黄色い声援の対象だと思いますが、私にとっては生涯彼の目を見る度にいつか殺してやろうと。それぐらい素晴らしく、役柄としていてくださいました。いつもは裸らしいんですが、きちんとお洋服をお召でしたよ」と笑いを誘いつつ、「初めてお会いした時からルオトとして立っていらっしゃいました。あんなに明るいお姿なのに皆さんがビックリするぐらい寡黙で、私にとっての菊池さんは寡黙でシャイで役柄に没頭するとても真摯な役者さんで、終わった後にYou Tubeで初めて全裸でのたうち回っている姿を初めて拝見し、これは私が知っている菊池さんではないと思って慌てて消しました。それぐらい別人でした」と笑いを交えながら菊池の印象を語った。

一方の菊池は「前者が本当の僕です。寡黙で真摯でやらせてもらっています」と応じつつ、「中谷さんは本当にテレビの中のお人。おキレイすぎて撮影中も背筋が伸びました。敵役であまりお話する機会もありませんでしたが、緊張感はありましたね。言葉使いも綺麗だしすごく勉強することが多く、とにかく日々ドキドキしていました。今日もドキドキしています」と女優としてのオーラを感じていた様子だった。