俳優の水谷豊と寺脇康文が、31日に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『ザワつく! 大晦日』(18:00~)に出演することが19日に明らかになった。

  • 左から寺脇康文、水谷豊=テレビ朝日提供

国民的ドラマ『相棒』の杉下右京役・水谷と亀山薫役・寺脇という相棒コンビ。ドラマの世界から飛び出してきたかのように「警視庁特命係の杉下右京です。お招きいただきありがとうございます」、「14年ぶりに出戻ってまいりました。同じく、亀山薫です」とキャラクターになりきって挨拶すると、ザワつくトリオは「スゴイ! ホンモノだ!」と大興奮する。

水谷は『ザワつく! 金曜日』の大ファンとのことで、先日、コンサート会場で初めて会った高嶋ちさ子に「この番組、本当によく拝見しているんです。もしチャンスがあったら一度呼んでください」と話していたことを告白。「そうしたら、今回、本当に実現したんですよ」と、さっそくのオファーに驚いたことを明かした。

2人がチャレンジするのは、いちばん食べたいものを当てるおなじみの心理バトル企画「どっちなの? こっちなの? あっちなの選手権」。今回は水谷演じる右京が“紅茶好き”という設定にちなみ、番組が「紅茶に合う絶品スイーツ3つ」を用意。その中から水谷に“今いちばん食べたいスイーツ”を選んでもらい、ザワつくメンバーがその選択を推理していく。ザワつくトリオは水谷の心理を読み取るべく、「〇〇はお好きですか?」「今、おなかすいてますか?」などと質問攻めにし、そのたびに水谷は大爆笑してしまう。水谷のことならなんでもわかるという寺脇は、『相棒』撮影ウラ話を次々と披露。おなじみの紅茶をいれるシーンで飛び出したアドリブや、現場を和ませる水谷のお茶目なふるまい、さらには、食事にまつわる水谷の“超意外なクセ”も明らかに。

また、一茂は約10年前に水谷と映画『HOME 愛しの座敷わらし』(12年)で共演したことをスタジオの面々に自慢し、撮影現場でまことしやかにささやかれていた驚きの“水谷豊伝説”を暴露。さらにサウナでバッタリ水谷と再会した秘話も。一茂はそのときぼっ発したハプニングのせいで「……僕、死にかけました(笑)」と恨み言をもらす。そしてスタジオには『相棒』の撮影で実際に右京が使っているティーポット&カップも登場する。

2人のコメントは以下の通り。

■水谷豊

――収録の感想を教えてください。

よく拝見している番組なので、お3方とお会いできてうれしかったです。“テレビに出ている人に会うと、こんなにうれしいのか!”という新鮮な気持ちでした。とにかく3人のバランス、かけあいが本当に面白かったですね。今回、それを目の当たりにさせていただきましたが、だからこそ、僕はこの番組のことが大好きでよく見ているんだなと改めて感じました。楽しかったですね!

――もし次回、出演してくださるとしたらやってみたいことは?

次回ですか……? そうですね、スイーツではない、違うグルメでこの企画をやってみたいですね。

――大晦日は毎年どのように過ごされているのか教えてください。

大晦日はすべて仕事も終わっていますので、ただひたすらゆっくりしています。今年はもちろん、こちらの番組を拝見したいと思います。

■寺脇康文

――収録の感想を教えてください。

憧れのスタジオに来ることができてうれしかったですね。やっぱり3人の“陽”の雰囲気というか、明るいエネルギーが番組を盛り上げているんだなと改めて実感しました。みなさん、番組だからということでキャラクターを演じているのではなく、本当に普段どおりしゃべっていらっしゃるんだなということがよくわかりました。だから、これだけ支持されるんだなと思いました。あっという間でしたが、とても楽しい時間でした。

――もし次回、出演してくださるとしたらやってみたいことは?

今度は、僕も回答札をあげて推理する側にまわってみたいなと思いました。

――大晦日は毎年どのように過ごされているのか教えてください。

毎年のルーティンなのですが、いつもお願いしている美容院の“最後のお客”になって、カットしてもらって気持ちよく新年を迎えることを決めています。今年はきれいに髪をカットしたら、この番組を拝見します。(スタッフに)だから、僕らのトーク、あんまりカットしないでくださいね(笑)。