一条工務店は、12月16日、「掃除と収納に関する意識調査」の結果を公開した。調査は、2022年11月19日~27日、全国の男女816名を対象に行った。
「今年の年末、大掃除をしようと思っていますか」という設問に答えてもらったところ、「必ずする」と回答した人は約3割で、「多分する」と回答した人と合わせると、約8割の人が大掃除をしようと考えていることが分かった。
また、「必ずする」「多分する」と答えた650人に、大掃除の予定日を尋ね、当てはまる日付をすべて選んでもらったところ、24~25日のクリスマス前後はやや減るものの、年末に近づくにつれて、土日に実施する人が徐々に増加していき、12月29日をピークに、28~30日の間に集中した。
さらに、「大掃除では主にどこを掃除する予定ですか」という問いに答えてもらったところ、「キッチン周り(ガスコンロ・グリル・シンク)」が7割超えで最も多く、他にも「浴室」や「トイレ」などの水回りを選ぶ人が多い傾向にあった。
「あなたの部屋は掃除がしやすいと思いますか」と尋ねたところ、「ややしにくい」と回答した人が約4割を占め、「とてもしにくい」と回答した人と合わせると、約6割の人が部屋の掃除がしにくいと感じていることが分かった。
続いて、「ややしにくい」「とてもしにくい」と答えた501人に、部屋が掃除しにくいと思う理由を聞いたところ、8割の人が「床に物を置いている」と答え、6割以上が「家具や持ち物が多い」と回答した。
現在、在宅勤務をしている177人に、「在宅勤務以前と比べて部屋が散らかっていると感じますか」と質問したところ、「とても感じる」または「やや感じる」と答えた人が5割以上いることが判明した。
さらに「オンライン会議をするようになって、背景に映る部屋の見た目を意識するようになりましたか」と尋ねたところ、「やや意識するようになった」と回答した人が4割で最も多く、「とても意識するようになった」という人と合わせ、6割以上が意識していることが分かった。
「家の備え付けの収納が足りないと感じていますか」と尋ねたところ、最も多かった回答は「とても感じる」で、4割以上の人が回答した。「やや感じる」と合わせると、約8割が家の備え付けの収納が足りていないという結果となった。
また、家の備え付けの収納が足りないと感じている人に、「収納が少ないことによって、泣く泣く物を処分したことはありますか」という質問をすると、5割近くの人が「はい」と回答した。
続いて、「自宅の押し入れやクローゼットの容量を100%とすると、本来中にしまいたいもの(衣服やバッグなど)はどのくらいありますか」と質問すると、最も多かった回答は「容量いっぱい(80~100%)」だったが、半数以上の人は「容量以上」と答えており、約2割は容量の160%以上、収納したいものがあることが分かった。