エアトリは12月15日、「ふるさと納税」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は11月29日~12月4日、20代以上の733名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「ふるさと納税」を「毎年している」人は26.2%、「数回したことがある」人が19.4%。直近の寄附総額を教えてもらったところ、「1万円以上3万円未満」が最も多く29%。次いで「3万円以上5万円未満」(21.3%)、「15万円以上」(13.2%)と続き、およそ3割が「1万円以上3万円未満」でふるさと納税をしていることが明らかに。
また、寄附した自治体数は「1〜3自治体」が最多の53%。次いで「4〜5自治体」(31.4%)、「10以上」(8.4%)と続き、84.4%の人が5自治体以内という結果に。確定申告をせずにふるさと納税ができる“ワンストップ特例制度”を使う場合の条件「5自治体以内の寄附」を考慮している人が多いことがわかった。
続いて、「返礼品はどんなものを選びましたか?」と質問したところ、1位「肉」(174票)、2位「魚介類・海産物」(167票)、3位「果物類」(115票)、4位「お米」(91票)、5位「酒」(65票)と、食品が上位を占める結果に。
また、「過去に同じ自治体に寄附したことがありますか?」と聞くと、68.9%が「ある」と回答。定期便の利用については、「定期便を選んだことがある」という人は15%にとどまった。
さらに、「ふるさと納税」の申込みをする時期について聞くと、「10〜11月」(33.8%)、「年末(12月)にまとめて」(24%)、「キャンペーンなどのタイミングに合わせて都度」(20.1%)が多い結果に。1〜9月に申込みをする人は2割程度にとどまり、「前もってやろうと思っていても毎年ギリギリになってしまう」といった意見が多数寄せられた。
次に、「ふるさと納税の制度はお得だと感じますか?」と尋ねたところ、90.1%が「お得だと思う」と回答。一方で、「ふるさと納税」の制度を活用している人のうち9.9%の人が「お得だと思わない」よう。
そこで、「ふるさと納税」をしたことがない人に対し、その理由を尋ねたところ、「制度がよくわからないから」(52.4%)が最も多く、次いで「面倒だから」(25.6%)、「経済的な余裕がないから」(20.6%)、「必要性を感じないから」(19.8%)と続いた。