ビザ・ワールドワイド・ジャパンは12月13日、「日本の消費者の移動や通勤におけるタッチ決済対応の国際ブランドクレジットカードやデビットカード使用に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は9月28 日~10月3日、18歳以上の成人男女合計1,001人を対象に、インターネットで実施した。

  • 電車や地下鉄での移動や通勤のために交通系プリペイドカードをチャージすることは、どの程度便利または不便だと思いますか

電車や地下鉄での移動や通勤において交通系プリペイドカードの使用について聞くと、20代は全年代平均の15%の2倍にあたる30%が「ほぼ毎日」と答えた。交通系プリペイドカードのチャージについては、20代では40%が「不便である」と回答し、全年代平均22%の2倍近くとなった。

交通系プリペイドカードを電車や地下鉄での移動や通勤に使用するにあたっての悩みを尋ねると、全年代平均では、「特定の場所(駅など)でしかチャージできない」(43%)が最も多かった。一方、20代では、「十分な小銭がなかったり交通系プリペイドカードの残高が足りなかったりすると、支払いができない」(44%)が最多だった。

タッチ決済対応の国際ブランドクレジットカードやデビットカードの所有率は、全年代平均で53%と過半数を超えた。20 代にいたっては、63%と全年代中一番高くなっている。

タッチ決済対応の国際ブランドクレジットカードやデビットカードの、最も大きなメリットとして考えられる点を聞くと、全年代を通じて「よりスピーディーで便利(わざわざ並んで切符を購入したり、交通系プリペイドカードをチャージしたりする必要がない)」が最も多かった。20 代では、約半数(48%)がそのように答えている。

日本や海外での電車や地下鉄による移動・通勤に、タッチ決済対応の国際ブランドクレジットカードやデビットカードを使ってみたいと思うか尋ねたところ、20代の67%が「思う」と回答した。全年代平均の47%を大きく上回っている。