JR九州は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、特急「ソニック」について各停タイプのすべての列車を鹿児島本線赤間駅に停車させ、利便性向上を図ると発表した。日中時間帯に毎時1本停車するほか、18~19時台にも新規停車する列車がある。
おもに博多~大分間で運転される特急「ソニック」は、一部時間帯を除き、停車駅の少ないタイプと各停タイプの列車が交互に運転されている。赤間駅では今年9月のダイヤ改正後、日中時間帯を中心に各停タイプの「ソニック」が新規停車するようになった。
来年3月のダイヤ改正で、博多発の「ソニック」は現在停車している13時台以降の各停タイプに加え、8~12時台の各停タイプも新規に停車するようになる。帰宅時間帯の18~19時台も、博多発の「ソニック」2本が赤間駅に新規停車する。
博多行の「ソニック」は現在、12時台までと18時台以降の各停タイプが赤間駅に停車している。来年3月のダイヤ改正で、14~17時台の各停タイプも赤間駅に新規停車。これにより、下り・上りとも日中時間帯に毎時1本の「ソニック」が赤間駅に停車することになる。博多発の「ソニック」は毎時41分頃、博多行の「ソニック」は毎時7分頃に赤間駅を発車するため、利便性向上に加え、わかりやすいダイヤで利用しやすくなるという。