三井物産と三井不動産は、「Otemachi One」に、大手町・丸の内・有楽町エリア最大級となる緑地空間「Otemachi One Garden」を12月16日にオープンした。これをもって、複合開発「Otemachi One」は完成を迎えた。

  • 「Otemachi One Garden」

2020年2月に竣工した「Otemachi One」が備える最先端のオフィスやホール、カンファレンス、ホテルや飲食店、ランニングといった機能に、都心で自然を感じながら「憩う」「潤う」「賑わう」「思索する」場として、今回新たに「Otemachi One Garden」が加わった。

  • 芝の敷かれたオープンスペース「インペリアルガーデン」ゾーン

  • 木陰の中のテーブルが設置され、少人数で集まれる「サクセッションフォレスト」ゾーン

「Otemachi One Garden」は日本を代表するオフィスエリア・大手町に位置し、かつ皇居が目の前という場所。皇居の広大な緑との連続性により、大手町における緑のネットワーク形成と豊かな緑地空間の創出に貢献するという。都心におけるクールスポットの形成やカーボンニュートラル、生物多様性など、環境への貢献も期待される。

  • 皇居を背景に緑のつながりを感じさせる「インペリアルフォレスト」ゾーン

  • あらゆる方向から視線を集めるシンボルとなる水景「シェードガーデン・ウォーターガーデン」ゾーン

緑地空間6,000㎡のうち、芝生広場を中心とした約3,000 ㎡がイベントスペースとなり、大手町エリアでは希少なイベント対応型の広場空間を提供する。

このオープンを記念して、12月25日までオープニングイベントとなる「Winter Bloom」を開催。クリスマス雑貨やアロマキャンドルなど冬を愉しむためのアイテムを揃えたウィンターマルシェ、ランチからディナーまで時間帯に合わせたメニューを楽しめるフードトラックを展開する。

  • マルシェとフードトラックが出店し、人々で賑わいをみせていた

来場者には花のプレゼントも(なくなり次第終了)。プレゼントされる花は、SDGsに貢献する取り組みとして、茎が曲がっていたり規定サイズより小さいなどの理由で通常の市場に出すことができない「規格外の花」を一部使用している。

さらに、世界的なフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン氏によるフラワーディスプレイをはじめ、夜には木々を彩るランタンによる幻想的な夜のイルミネーションも楽しめる。

  • ニコライ・バーグマン氏による高さ約3mのフラワーディスプレイ。多様性・人々・自然・感謝・特別など様々な想いを1つに凝縮し、すべてを受け入れるガーデンが都心の中のリラックス空間であり続けたいという願いを表現しているという

  • 木々を彩るイルミネーションやランタンによる夜の風景

  • 昼間とガラリと表情を変え幻想的な空間となった「サクセッションフォレスト」

ウィンターマルシェは12月25日まで、フラワーディスプレイとイルミネーションは2月14日まで開催。

■information
「Otemachi One Garden」
東京都千代田区大手町1-2-1