アルヒは12月15日、「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2023」の結果を発表した。
同調査は、同社住宅ローン利用者の購入物件データ(2021年8月〜2022年7月)を町名単位で集計。住環境、交通の利便性、教育・文化環境、コストパフォーマンス、発展性の5つを基準に、1都3県の“本当に住みやすい街”を住宅専門家が選定した。
「本当に住みやすい街」ランキングの結果、東京都の「西八王子」(JR中央本線)が1位を獲得。駅周辺に商店街やスーパーなどの買い物施設が充実、最寄りの八王子IC付近には次世代型複合商業施設が開業予定で、隣の八王子駅と比較しコストパフォーマンスも高いことが評価された。
続く2位は、千葉県の「流山おおたかの森」(首都圏新都心鉄道つくばエクスプレス)。駅前に「流山おおたかの森S・C」や「COTOE流山おおたかの森」といった大型商業施設があり、日常生活から休日の余暇まで駅周辺で過ごすことができるほか、流山市は子育て支援に力を入れており、園児の通園をサポートする「駅前送迎保育ステーション」の設置や、児童増加に対応すべく2024年には新たに2つの小学校も開校予定となっている。
3位には、東京都葛飾区の「新小岩」(JR総武線)がランクイン。2023年冬には行政サービス施設が入る駅ビルが開業予定であるほか、複合ビルや高層マンション計画など、駅を中心とした街の活性化が見込まれるエリア。また、東京駅まで最短12分、新宿駅や秋葉原駅といった都心主要駅や千葉方面や横浜方面へも乗り換えがなく、交通アクセスの利便性が高い。
以下、4位「保谷」(西部池袋線)、5位「辻堂」(JR東海道線)、6位「柏」(JR常磐線)、7位「新川崎」(JR横須賀線)、8位「川越」(東武東上本線)、9位「東村山」(西武新宿線)、10位「鶴ヶ峰」(相模鉄道本線)と続いた。