大手ディスカウントストア「激安の殿堂 ドン・キホーテ」は12月16日、同社の公式キャラクターを「ドンペン」から「ド情ちゃん」に交代すると発表した。ところが同日中、この突然の交代劇に悲しみと批判の声が殺到したことで、一転、「ドンペン」は続投することになったようだ。

ドン・キホーテと言えば、あの青いペンギンのような見た目の「ドンペン」を思い浮かべる人も多いだろう。サンタ帽に腹部の「ド」が特徴的な愛らしいキャラクターだ。「ドンペン」は、南極生まれ東京育ちのペンギンだそう。1998年からドン・キホーテのお店を手伝うことになり、これまでずっと支えてきていた。

  • ドンペンは続投、ドン・キホーテ公式キャラの交代騒動がネット炎上も即日鎮火?

    ド情ちゃんも素敵なキャラクターとは思うが、ドンキと言えばドンペンのイメージはやはり強い

新しく登場したキャラクターは「ド情ちゃん」だ。カタカナの「ド」を擬人化した見た目となっている。同社のオリジナルブランド「情熱価格」を知ってもらいたいという想いからつくられたそうだ。常人には「ド」としか聞こえない独自の言語で一生懸命に情熱価格をアピールするのだとか。今回の発表は、このド情ちゃんがドンペンと交代で同社公式キャラクターになるというものだった。

  • 一時はTwitterトレンド入りまで果たした。やっぱりドンキと言ったら青いペンギンだよ

この発表に、ネットを中心にドンペンの退場を惜しむ声が殺到。一時はTwitterのトレンドに入るまでの騒ぎとなっていた。この騒動を重く見た同社は、緊急で社内会議を実施。同日中に公式Twitterを更新し、「【お詫びとご報告】」と題して、「私たちが考えている以上にお客様の『ドンペン』への想いを再確認することができました。公式キャラクターとして今後も『ドンペン』が続投することに決定いたしました」と報告した。

これにネット上では、「安心いたしました😂✨✨ドンペンいなくなるのは、さみしすぎます😭💦」「ドンペンじゃなきゃダメなんだ…!」「よかった…本当によかったぁ…やっぱドンペンだよな!👍」と喜びの声が多く寄せられている。