米有料動画配信サービス・Netflixが現地時間12月14日、日本の人気漫画「シティーハンター」の実写映画化を発表し、ネットで注目を集めている。2024年に全世界配信される予定で、主人公・冴羽獠役は俳優の鈴木亮平さんが担当することが判明した。

  • Netflixの「シティーハンター」実写映画化、冴羽獠役の鈴木亮平にネットでは期待の声

    Netflix実写映画「シティーハンター」。主人公冴羽獠役は、鈴木亮平さん

「シティーハンター」は、北条司さんによる日本の漫画作品。1985年から1991年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた。新宿を舞台に、主人公・冴羽獠が無類の女好きながら、裏の世界でNo.1と呼ばれるほどのスイーパー(始末屋)としての活躍を描く物語だ。2019年にはアニメ映画「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開され、興行収入15億円を超える大ヒットとなっており、今でも人気の高い作品だ。香港やフランスなどでは実写化されてきたが、日本では実写映画化されるのは初めてとなる。

本作は、令和の新宿を舞台に、現代に生きる冴羽獠達の物語を描くという。実際の新宿の街での撮影や、原作で表現される日本語独特のニュアンスなどを活かして実写化するという。また、物語の舞台は現代の新宿で、それに伴い、キャラクター設定もわずかにアップデートするようだ。

今回公開された写真では、冴羽獠の衣装は、アニメ版のジャケット姿ではなく、原作漫画のロングコート姿が採用され、ステンカラーからロッケンコートへ変更。愛用するコルト·パイソン357マグナムのハンマー部分に指をかけ、シティーハンターの事務所で新宿の夜景をバックに佇む冴羽獠の姿が確認できる。

Netflixが企画制作を行い、主人公・冴羽獠役を俳優の鈴木亮平さんが、監督を「累 -かさね-」や「ういらぶ。」などで知られる佐藤祐市さんが務める。鈴木亮平さんは、「非常に大きな責任を感じると共に、緊張に打ち震えております」と意気込みを見せている。

ネット上では「鈴木亮平さんなら安心できる!」「珍しく実写化で超安心👍」「なんだろうこの、 ぽさ と安心感は」と、期待する声が多数寄せられた。