年賀状を送らない人は「4割」にのぼるという。20代では半数以上の人が年賀状を送らないことも明らかとなった。この結果は、BIGLOBEが今年12月に実施した「年末年始の過ごし方に関する意識調査」のアンケート調査によるもので、全国の20代~50代の男女1,000人を対象として年末年始に関する質問を行なった。
調査では、「年賀状の送り方」に対する質問に、「年賀状を送らない」と回答した人が全体の43.1%になったという。中でも20代は52.8%と半数以上の人が年賀状を送らないようだ。一方で、50代では30.4%の人が年賀状を送らないと回答している。また、年賀状を37.8%の人が「はがきで送る」と回答し、ついで20.4%の人が「LINEで送る」と回答した。時代の移り変わりを感じさせる結果といえるだろう。
このほか調査では、「クリスマス」や「年末年始の過ごし方」に関してもアンケートを実施している。例えば、「クリスマスの予定」に対する質問には、57.8%と約6割の人が「予定はない」と回答。さらに、クリスマスをひとりで過ごすことをあまり気にしていない人は、全体の7割を超え、年代が上がるにつれて、この割合は多くなったそうだ。
「年末年始の過ごし方」では、「家でゆっくり過ごしたい/どちらかと言えば家でゆっくり過ごしたい」と回答した人が7割以上だった。理由としては、45.8%で「年末年始の混雑を避けたいから」、次いで41.7%で「年末年始は休みたいから」などの理由が挙げられた。
ネット上では「もはや過去の遺物でしかないよ」「俺も送らない」「年賀状というものの存在をすっかり忘れていた」などの声が寄せられた。