本格的な冬の到来で、温泉が恋しくなっている人も多いのではないでしょうか。

そんな中、「山形県の温泉街に『千と千尋の神隠し』の世界があった!?」と話題になっています。

まるで千と千尋の神隠しのような旅館が
山形県の温泉街にあります
(@auki999より引用)

  • @auki999より引用

音楽のレコーディングエンジニアの「あゆ(12月の満月の日を1日間違えた人(@auki999)」さんがシェアしたのは、大正ロマン漂う、木造三階建ての温泉宿の写真。

玄関の手前にある朱塗りの橋を渡りきった瞬間、『千と千尋の神隠し』の世界へとワープしてしまいそうですよね。

今回「まるで千と千尋の神隠しのような旅館」として紹介されたのは、山形県の秘湯・銀山温泉にある「能登屋」。500年の歴史を持つ銀山温泉の「顔」のような存在で、国の登録文化財にも指定されています。

Twitterユーザーからは、「美しい…」「ほんとに千と千尋の神隠しの世界ですね」「何とステキな旅館!千尋が走って出てきそうですね!」「この橋渡るときは息を止めなきゃ!」と、「千と千尋の世界そのもの」という声が続出。

宮崎駿監督は、『千と千尋の神隠し』に登場した湯屋について、「色々な温泉が入っていて特定のモデルはない」と話していますが、銀山温泉が『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだかのようなノスタルジーを味わえる温泉街であることは間違いないでしょう。

縦の構図が存分に生かされた、幻想的な温泉宿の写真が目を引いた今回の投稿。ツイ主のあゆさんに、撮影時のポイントなどをうかがいました。

「まるで千と千尋の神隠しのような旅館」、撮影者に聞いてみた

――撮影する際に気を付けたポイントを教えてください。

広角レンズで撮影しており、構図の角度によって建築物が歪んだりするので、できる限り歪まないようにシンメトリー構図で撮影しました。

――今回の投稿に大きな反響が寄せられたことについて、率直な感想をお聞かせください。

泊まった旅館がこういった形でネットニュースになるのはとても嬉しいです。

雪景色もとても美しいので、また雪降る時期に違った一面の風景を投稿できたらなと思います。

あゆさんはほかにも多数の写真を投稿されていて、タイムラインは幻想的な風景のオンパレード。「何気ない風景でも、視点を変えるだけで世界はこんなにも美しいんだ」と思わせてくれます。

三日月と東京スカイツリーが重なった
日本の景色
(@auki999より引用)

  • @auki999より引用

満月と観覧車のメルヘンチックな
コラボ写真撮れました
(@auki999より引用)

  • @auki999より引用

とある日本の本屋さん
(@auki999より引用)

  • @auki999より引用

あゆさんが切り取る世界をもっとたくさん見たいという人は、ぜひTwitterアカウントをチェックしてみてください。