テレビ東京の年末音楽番組『第55回年忘れにっぽんの歌』(31日16:00〜)の内容が16日に一部明らかになり、出演者がコメントを寄せた。

  • 北島三郎

    北島三郎

1年の締めくくりとなる大晦日に恒例となっている同番組。55回という節目の時にふさわしく、芸道60周年・北島三郎の出演が決定。石川さゆり、坂本冬美、三山ひろし、福田こうへいという豪華な面々と共に北島三郎メドレーを披露し、1年の締めくくりにぴったりな「まつり」を北島ファミリーとともに熱唱する。

さらに名優・里見浩太朗が登場し、ちあきなおみの活動休止前最後のオリジナルシングルである名曲「紅い花」を熱唱。年内をもって歌手活動休養に入る氷川きよしは「きよしのズンドコ節〜箱根八里の半次郎スペシャルメドレー」を披露し、歌唱力だけでなく、華やかな衣装、ステージングにも注目となっている。同じく年内をもって小田井涼平が卒業する純烈は昭和の名曲をカバーした「星降る街角」を届け、現メンバーによる「年忘れ」ラストステージに。来年で歌手活動を終える橋幸夫も年忘れSPメドレーを披露する。

北島三郎 コメント

(芸能生活60年を迎えてのお気持ちは?)60年はあっという間の気もするんですが、やっぱり60年は60年なんですね。この間には歌でも自分個人でも、いろんな思い出があります。今回は特に、60年も支えてくださった皆さんのおかげで今こうしていられるのかな...という感謝でいっぱいでございます。しかも年の瀬に歌の仲間たちと一緒に、この舞台に立たせてもらえる幸せを感じております。まず、こんな元気な体に産んでくれたお袋に感謝します。こんな息子に育ててくれた親父にも感謝します。そして、芸能界の北島三郎に育ててくれたのは、お母さんは星野哲郎さんかな。お父さんはお師匠さんの船村徹さんかなと。こうして仲間たちと出会って、お互いに切磋琢磨して、頑張って...私たちが選んだ道は一緒ですから。いつも思うんですけども、歩いているこの道は先輩の方たちが立派に作ってくれた道を歩かせてもらってるんです。だから私たちは少しはずれて、あんまり通ってないところを通ってみようと。そしたら何か新しいものが落っこちてるんじゃないか...そういうものを探しながら、見つけながら、大勢の皆さんに支えてもらって、私達の大好きな道を歩かせてもらってるわけです。だからせめてもの恩返しのつもりで、いつもファンの皆様には感謝をしながら、ずっとこの道を歩いていくことがすごく大事かなぁって...そんな気がします。

里見浩太朗 コメント

今年は楽しい楽しい1年でございました。86歳を迎えた今も、立ち回りを披露しております。まだまだ身体は動きますよ!ゴルフに行ったら、出来るだけカートに乗らないで18ホールを歩くようにしております。里見浩太朗の原点の曲は、伊藤久男さんの「山のけむり」です。この曲を「NHKのど自慢」で歌って鐘を三つ鳴らし、歌手を夢見て東京に出たのが、里見浩太朗の出発点となりました。でも歌手にならなかったのは、人と人との出会いの不思議さ。気付いた時には、東映第三期ニューフェースに合格して俳優の道を進んでいたのです。それから65年。皆様方のご声援のおかげで、俳優としても、歌手としてもここまでやってくることができました。本当に有難うございます。

氷川きよし コメント

「年忘れにっぽんの歌」はデビューからずいぶんお世話になりました。またテレビ東京さんでは20代の時にはレギュラー番組もやらせて頂いて、たくさんのテレビ東京のスタッフの方と時間を共有させてもらって。この番組にも年の瀬になると出させてもらえたので、皆さんに会えるのも楽しみでしたし、昭和の名曲をたくさん身近で聞けてすごく勉強になりました。大先輩方がおられるので、本当に楽しみでしたよね。今年はすごく充実した1年でした。1月頃に“こうしたい”という目標を立てて全部それが叶って。何よりこの1年健康で、公演を中止することもなくやれたというのは、すごく自分の中でほっとしてます。ひと公演ひと公演全部大成功させたいという決意から始まったので、ここまでこられて安堵感というか、よくやれたなって、100点だなって自分で自分を褒めてます。伝統ある「年忘れにっぽんの歌」は昔からある番組で、多くの方がこの番組を見て、歌を聞いて、元気を貰ったと思うんです。自分もそのひとりですし、美空ひばりさんも出てらっしゃったんだなと思うと胸にグっとくるものがあります。貴重な番組でほっとしますよね。その一員として出させて頂けることを有難いなと思いますし、またいつの日か、出させて頂ける日が来るといいなと思います。

純烈 コメント

・酒井一圭

僕たちはムード歌謡でデビューさせていただいて、たくさんのお風呂屋さんだったり、ショッピングセンターだったり、コンサートでも先輩たちの昭和のムード歌謡の名曲をたくさん歌ってまいりました。なので今回の純烈は、自分たちのオリジナルソングはそっと引き出しにしまいまして、中でも一番歌ったであろうこの曲を、思いを込めて元気よく、純烈らしく、昭和の名曲を歌わせて頂きました。ぜひともご注目いただいて、テレビの前で一緒に純烈と歌って踊って頂ければなと思います。

・白川裕二郎

「年忘れにっぽんの歌」といえば、諸先輩方たちが素晴らしい歌声で、たくさんの往年の名曲たちを歌っています。ぜひ最後まで楽しんで頂ければなと思っております!

・小田井涼平

「年忘れにっぽんの歌」といいますと、歌もそうなんですけれども、やっぱりMCとのトークもものすごく楽しいんです! そういったところも楽しんで頂きながら歌も聞いていただいて、歌と会話のハーモニーを楽しんで頂ければいいんじゃないかと思います。

・後上翔太

2022年も皆さんお疲れ様でした。「年忘れにっぽんの歌」は、今年の1年を振り返りつつ、来年への英気を養えるような、そんな時間になっていると思いますので、皆様ぜひ、楽しい時間を一緒に見て過ごしてください。よろしくお願いします!

星俊一プロデューサー(テレビ東京制作局)コメント

伝統ある「年忘れにっぽんの歌」は今回でなんと55回目の放送となりました!今年も「本当に大晦日に聴きたい裏切らない名曲」をたっぷりお届けします。日本には次世代に残したい名曲がたくさんあります。6時間たっぷりとお楽しみ下さい。

(C)テレビ東京