ニコンイメージングジャパンは12月14日、ニコンZマウントを採用するフルサイズ対応の単焦点レンズ「NIKKOR Z 40mm f/2(SE)」を発表した。すでに販売中の「NIKKOR Z 40mm f/2」の外装をオールドレンズ風に仕上げた「Special Edition」モデル。価格は45,210円。2023年1月20日より発売する。
1982年発売のフィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」と同時期に発売されたNIKKORレンズのデザインを踏襲し、APS-Cミラーレス「Z fc」と統一感を持たせたヘリテージデザインを採用した製品。ローレット加工を施したコントロールリングがZ fcのボディーとマッチする。
光学性能はNIKKOR Z 40mm f/2と同じで、ボケを活かしたポートレート、スナップ、静物など幅広い撮影シーンで活用できる。レンズ構成は4群6枚(非球面レンズ×2枚)を使用。開放F値がF2.0と明るく、9枚の絞り羽根(円形絞り)により円形に近いきれいなボケを活かした表現を楽しめる。
AFはステッピングモーターにより静粛性が高く、フォーカス時の画角変化の抑制や露出の安定化など、動画撮影にも向いている。本体は防塵・防滴に配慮した設計で、アタッチメントサイズは52mmだ。
最短撮影距離は0.29m、最大撮影倍率は0.17倍。本体サイズは、約71.5mm(最大径)×45.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重さは約170g。レンズキャップと裏蓋が付属する。