米有料動画配信サービス・Netflixが現地時間12月12日、日本の人気漫画「僕のヒーローアカデミア」の実写映画化を発表し、世界中で話題となった。しかし、これにネットでは賛否の声が集まっているようだ。

  • Netflix「僕のヒーローアカデミア」実写化の発表に、ネットは賛否の声

    Netflixが「僕のヒーローアカデミア」実写化を発表

「僕のヒーローアカデミア」は、堀越耕平さんによる日本の漫画作品および、それを原作とするアニメシリーズだ。世界総人口の約8割が超常能力「個性」を持つ世界を舞台に、「無個性」だった主人公・緑谷出久が敵(ヴィラン)と戦うヒーローに憧れ、最高のヒーローを目指して成長していく物語。アニメは2016年から6期放送されるほどの人気だ。

監督・制作総指揮を担当するのは、映画「キングダム」や、Netflixのドラマ「今際の国のアリス」などで監督を務めたことでも知られる佐藤信介さん。Disney+のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」や、ゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」でも脚本を務めたジョビー・ハロルド氏が脚本を担当するという。日本では東宝が劇場配給するとのこと。

記事執筆時点では、配役などの詳細に関しては発表されておらず、本作には未だ未知数の部分が多い。だが、漫画やアニメの実写化には、過去の事例などを踏まえ、期待だけでなく不安も募ってしまう傾向がある。未知数の部分が多いからこそ、不安が増幅されてしまっている可能性もあるだろう。

ネット上では「楽しみですね」「個人的には楽しみなんだけど~」「オールマイトとキャスト次第では楽しみになりえるな…」と期待の声がある一方、「次の犠牲者はヒロアカか…なるほど」「実写化って求められてないのによくやるよな」「面白くなるのかね?実写化はコケるのが大半だろ」と不安の声も寄せられた。