米AMDは12月13日(現地時間)、同社製最新GPU「Radeon RX 7900 XTX」「Radeon RX 7900 XT」に対応するドライバ「Adrenalin Edition 22.12.1」を公開した。サポートページからダウンロードでき、無料で利用できる。
Radeon RX 7900シリーズへの対応を追加したドライバアップデート。新作ゲームへの対応等は行われていないが、複数の問題が既知の不具合として掲出中。4画面の同時出力でシステムがクラッシュしてしまう問題や、マルチディスプレイ環境で正常にVSR(Virtual Super Resolution)が正常に動作しない問題、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』でレイトレーシングを有効化するとゲームがクラッシュする問題について言及されており、今後提供予定のバージョン「22.12.2」での修正を予定するとしている。その他にも下記の不具合が存在しており、この4件は修正のタイミングについて言及されていない。
- 一部の高解像度・高リフレッシュレートディスプレイを用いることで、アイドル時の消費電力が高くなる問題
- 一部のディスプレイで拡張ディスプレイ環境を用い、Radeon Super Resolutionを使うとアプリケーションがクラッシュしたり、ドライバがタイムアウトすることがある問題
- 一部の拡張ディスプレイ構成において、ゲームプレイや動画再生時にスタッタリングが発生したり、パフォーマンスが低下する問題
- 『アンチャーテッド4』起動時、オープニングシークエンスでスタッタリングが発生する問題