Appleは「iOS 15.7.2」と「iPadOS 15.7.2」を提供開始した。重要なセキュリティアップデートを含んでおり、対象のiPhone/iPadを使っているすべてのユーザーに推奨している。
アップデートを適用することで、AppleAVDやグラフィックスドライバーにおいて、悪意をもって作成されたビデオファイルの解析によってカーネルコードが実行されたり、システムが予期せず終了したりする可能性に対処。また、ファイルシステムやiTunes ストアに関する不具合、悪意をもって作成されたWebサイト/コンテンツに対するブラウザ(Webkit)の脆弱性なども修正する。Webkitに関しては、iOS 15.1より前にリリースされたiOSのバージョンに対して既に悪用された可能性があるという報告を受けた脆弱性の修正を含んでいる。
対象機種はiPhone 6s以降、iPad Proの全モデル、iPad Air 2以降、iPad(第5世代以降)、iPad mini 4以降、iPod touch(第7世代)。