ローソンは12月13日、食品ロスの削減に向け、「販売期限切れ」商品を値引き販売する実証実験を東京都内の店舗で開始した。同社が今回の様な実証実験を行うのは初めて。実験結果を踏まえ、今後、他店舗・他カテゴリーにも拡大できるか検証していく。

「販売期限切れ」デザート10品目を値引き販売

  • 実証実験概要(出典:ローソンWebサイト)

実証実験では、消費期限内ではあるものの通常店頭から撤去する「販売期限切れ」のデザート10品目を値引き販売する。例えば、「もちぷよ(北海道産生クリーム入りミルククリーム)」通常108円を58円で、「どらもっち(あんこ&ホイップ)」通常192円を106円で販売する。

具体的には、販売期限を消費期限当日の午前0時としている対象商品を店頭から撤去後、生鮮食品EC「クックパッドマート」の専用アプリに数量を登録し、冷蔵保存する。クックパッドマート会員からアプリ上で注文・決済が入り次第、同店舗内に設置している、クックパッドマートの商品受け取り用生鮮宅配ボックス「マートステーション」に格納。その後「マートステーション」から受け取る仕組みとなる。

実験期間は2022年12月13日~2023年1月31日。商品の注文受付期間は各日11時まで、受け取り期間は同12時~23時となる。

実証実験概要
実験期間:2022年12月13日~2023年1月31日
実験店舗:ナチュラルローソン芝浦海岸通店(住所:東京都港区芝浦4-13-23)
対象商品:販売期限切れのデザート10品