メルカリは12月13日、2022年のクリスマス消費傾向を分析したレポートを公開した。
2022年11月にメルカリが実施した「フリマアプリとプレゼントに関する意識の日米調査」によると、フリマアプリで買ったモノをクリスマスプレゼントとして贈ることについて、日本在住者の62.7%が「新品(未使用品)であればよい」と回答。その理由として「品質がよければいい」「めずらしいもの・一点ものがあるから」「もう売られていないものがあるから」が上位に挙がった。
実際にフリマアプリで購入したモノをプレゼントとして贈った経験がある日本在住者は9.9%。年齢層別では20歳〜34歳で11.5%、35歳〜54歳で10.2%、55歳〜59歳で2.8%となった。
一方、中古品のプレゼントを贈った経験があるアメリカ在住者は60.3%。年齢層別では18歳〜34歳で65.5%、35歳〜54歳で64.8%、55歳〜65歳で49.2%で、その理由としては1位「めずらしいモノ・一点モノがあるから」(51.1%)、2位「節約できるから」(44.7%)、3位「もう売られていないモノがあるから」(40.5%)となった。調査の詳細はメルカリのWebページを参照のこと。
また、日本玩具協会と東京玩具人形協同組合が発表した2022年のクリスマスおもちゃトレンドでは、祖父母や父母など幅広い世代で楽しめるアイテムがピックアップされ、昭和に流行ったおもちゃやゲームの人気再燃が伺える。
メルカリでも、レトロおもちゃやゲームの取引数が近年伸長傾向にあり、2021年と2022年の11月を比較すると、おもちゃ・ホビー・グッズカテゴリーで「昭和レトロ」を含むアイテムの取引数は前年同月比約1.5倍であった。
ホリデーシーズンに向け、例年12月はプレゼントを包むための紙袋の需要がメルカリ上で伸びる傾向にあるという。
例えば2020年、2021年の「ショップ袋」カテゴリの取引数を見ると、他の月では2万件台だった取引数が12月には3万件になり、クリスマスイブの12月24日を起点に、前週比が平均約1.8倍になることが判明。2022年も紙袋の取引数が増えることが予測されるとしている。