声優の加藤英美里が、来週20日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』最終話(毎週火曜21:00~)に出演する。
最終話では、数々の難事件に挑んできた榊マリコ(沢口靖子)をもおののかせる事件が起こる。京都市内のビルで女性の遺体が発見されたのだが、不可解なことに死因は凍死。気密性が高く、深夜でも室温が下がらないビル内で凍死するなど通常ではありえない。しかも現場のビルは最近まで天才物理学者・古久沢明(石黒賢)が海外の研究機関と手を組んで極秘裏にラボを開設していた場所。冒頭から古久沢の気配を感じつつ事件を調べはじめたマリコたちは、手がかりを追ってある日本企業にたどり着く。
加藤は、電機メーカーの開発管理部長・水川真由美を演じる。『らき☆すた』柊かがみ役、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえ役、『SPY×FAMILY』ベッキー・ブラックベル役、『<物語>シリーズ』八九寺真宵役などで知られる加藤。2008年の第2回声優アワードで“新人女優賞”と“歌唱賞”を受賞、2012年の第6回では“助演女優賞”を受賞した。地上波ドラマは、声のみの出演経験はあるものの、“女優”として役を演じるのは今回が初。日本有数の電機メーカーの部長らしく、白のスーツ姿でキリリと登場する。土門薫刑事(内藤剛志)から聴取を受け、駆け引きを繰り広げる場面も。はたして、真由美は古久沢とどう関わり、どこまで事件を知っているのか。土門から古久沢との関係を追及された彼女が語る真実とは。
そして最終話では、「シリーズ最強の敵」古久沢明との最終決戦の火ぶたが切られることに。「研究を阻む者は、未来の人類にとって害悪でしかない」という信念を持ち、犯人を知りながらも、科学の発展のために二度も隠避した男・古久沢。「科学者として君を軽蔑する」などとマリコを酷い言葉で非難してきた天才物理学者とのラストバトルの結末とは。さらに、第3話で登場した“科学者専門の人材ブローカー”奥居秀俊(福士誠治)も再び登場。優秀な科学者を売買する闇ブローカーとして暗躍してきた奥居の影が、今回も怪しく見え隠れする。