ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンから、加熱式たばこ「glo hyper」用のたばこスティックとして、「ラッキー・ストライク」ブランドの4銘柄が発売されました。1箱20本入りで450円と求めやすい価格にしながら、ラッキー・ストライクブランドにふさわしい味わいを提供するそうです。
今回、この4つの銘柄を試用する機会を得たので、その味わいをご紹介します。
ラッキー・ストライクといえば、1871年に登場した伝統的な紙巻きたばこブランド。独特の地位を築いたたばこブランドが、加熱式たばこglo向けのたばこスティックとなったのが2021年のこと。たばこ本来の風味を再現したとされています。
今回、新たに登場したのは、「ラッキー・ストライク・リッチ・タバコ」「ラッキー・ストライク・ダーク・タバコ」「ラッキー・ストライク・メンソール」「ラッキー・ストライク・ベリー・メンソール」の4種類。
といっても、すでにこの4銘柄は発売されていましたが、従来は12本入りで290円~300円という価格で販売されていました。これに対して、新たに20本入りパッケージを拡充したのが新製品です。通常の紙巻きたばこや他のたばこスティックと同じ本数になって扱いやすくなりました。
当然、その分価格は上昇していますが、それでも価格は450円に抑えられており、他のたばこスティックよりも求めやすくなっています。12本入りパッケージも残っているので、ニーズに応じて選べるのも嬉しいところです。
従来のラッキー・ストライクがそのまま20本入りにもスライドしているため、味わいは変わっていないはずですが、実際に吸ってみました。
「リッチ」は最もたばこらしいノーマルな味わい。少し苦味があり、たばこ感は4種類中では抑えめな方です。クセはありますが、クセも弱めでマイルドです。
「ダーク」は、やや酸味のある後味が残り、ローストコーヒーのような感覚があります。実際にコーヒーとの相性が良く、喫茶店で吸うことが多い筆者としては最も合っていると感じました。
「メンソール」は、シンプルなメンソールフレーバーですが、キック力は強く、スッキリとしたメンソールです。
同じメンソールのベリー・メンソールは、ベリーの味わいを追加したメンソール。甘みを感じるフレーバーですが、メンソールの爽やかさがあってくどくはありません。ただ、吸い込んだ後の香りは一番強く、においが気になる人には向かないかもしれません。
全体的に少し酸味を感じられる傾向があって、喫味は強く感じます。そのため、紙巻きたばこのラッキー・ストライクユーザーも、ある程度は満足できるかもしれません。対応デバイスの「glo hyper X2」も1,980円と安く、さらに12月19日~翌年1月22日まで980円とさらに安くなるので、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。