女優でモデルの石川恋が、女性ファッション誌『CanCam』2月号 (12月21日発売)で5年5カ月務めてきた同誌の専属モデルを卒業することが13日、発表された。
「『CanCam』の専属モデルでいられた時間は全部がキラキラしている大切な思い出。私の人生で自慢できることなんて、そんなにたくさんはないけれど、その中のひとつは絶対に“『CanCam』の専属モデルだった”ということ」
大切な卒業号ということで、通常版は本人念願のソロ表紙。表紙を飾ることが専属モデル加入当時からの目標だったとのことで、今回の表紙の話を本人に伝えたところ、びっくりして編集長の前で大号泣。撮影当日は、肌もスタイルもピカピカに磨き上げて、抜群のコンディションで登場した。
気になる表紙ビジュアルは、大特集「この冬のデート何着て、どこ行く?」にちなみ、カップル感満載の一枚。彼役を務めたモデルさんがとても紳士で、つられていつもより大人っぽい表情を見せている。
特集では、卒業インタビューはもちろん、大特集にちなんで恋愛観もネホハホ。史上最高にかわいい“恋する恋ちゃん”をたっぷり届ける。
撮影舞台は、「卒業旅行」をテーマに千葉県の小湊鉄道。念願の旅行で幸せそうな笑顔を見せてくれて、いつも明るくてハッピーオーラに包まれた石川にピッタリな卒業企画となった。
「誰よりも『CanCam』をいちばん愛そうと思ったし、『CanCam』に必要な存在になりたかった」との言葉通り、いつも『CanCam』に全力の愛を注いできた石川。モデルはもちろん、編集部、仲の良いスタイリストなど、一緒に仕事をしてきた仲間からの寄せ書きコメントを掲載したページでは「いつもみんなに平等で、誰よりも表裏がない人」「どんなときもパワフルで、明るくかわいらしく懐っこい」と、周囲に愛されている様子が伝わってくる。
しかし、こんな石川も実は専属モデル加入当初は人見知りで、引っ込み思案だったそう。デビューも24歳とモデルにしては遅めだったこともあり、自信のなさからネガティブな気持ちになってしまうこともあったのだとか。
インタビューでは、そんな石川が「『CanCam』の撮影を通して「モデルは夢や憧れも一緒に届けなきゃいけない。だから『CanCam』が描く“ファッションを楽しむおしゃれでHAPPY な女のコ像”に近づこうと思った」と、葛藤しながら成長してきた軌跡を振り返っている。
人懐っこくて明るくて、編集部とも仲よし度ピカイチな石川。最後の撮影では編集部のメンバーに、一人ずつ手紙を書いてきてくれたという。心温まるサプライズに、「えー!? うれしい!」と編集部員も感動。「『CanCam』卒業後は、女優としてもより一層頑張っていきたい」と目標を掲げる石川を、最後はスタッフ全員で見届けた。
多くの人に惜しまれながら『CanCam』を卒業する石川の、“恋らしさ”がたっぷり詰まった一冊は必見だ。