女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第8話がきょう13日に放送される。
第8話は、イチョウの木の下で男性の遺体が見つかったところからスタート。「ツリークライミング(木登り)」中の事故死と思われたが、榊マリコ(沢口靖子)たちの鑑定の結果、被害者はイチョウの木ではなく、どこか別の場所の木から転落したのではないかという可能性が浮上する。真の事件現場を探すマリコたちを手助けするのが、真飛ふんする樹木医の曽根くるみ。樹木医とは、傷ついたり病気になったりした樹木の診断を行い、木の再生を担う専門家で、彼女の案内により被害者が転落した場所が判明する。そこはかつて荒れ放題だったところを、くるみや植木職人仲間が少しずつ整備を進めてきた雑木林。しかも被害者がクライミングしていたのは、SNSで“血を流す木”と話題をよんでいる不気味な木であることも分かる。その血を流す木には13年前に殺された女性の怨念が憑りついているという噂が。犯人はなぜ雑木林からイチョウの木の下まで遺体を運んだのか。そしてなぜ被害者は血を流す木に登っていたのか。
手がかりを求め、小池演じる物理研究員・君嶋直樹が“ツリークライミング”に挑戦することに。ツリークライミングは専用のロープを枝にかけ、ロープにぶら下がったまま木に登って自然を体感するアクティビティ。君嶋は娘と一緒に講習に参加したことがあるという設定のため、器用にスルスルと登らなければいけなかったが、数々の舞台でアクションをこなしている小池は、インストラクターからレクチャーを受けると難なくコツをつかみ、抜群の身体能力を発揮、あっという間に5メートル超の枝の上へ。登りながら爽快な笑顔を浮かべ、沢口をはじめ、現場で見守ったキャストたちも思わず感心した。
また、第8話には元宝塚トップスターの真飛聖が、樹木医・曽根くるみ役でゲスト出演。くるみは「木を傷つけるヤツらを私は許さない」と宣言するほど植物への愛と正義感に満ちあふれた女性で、事件現場の特定に奔走するマリコたちを手助けする。しかし捜査が進むにつれ、思いもよらぬ疑惑が。真飛も、木の上から登場するなどツリークライミングに果敢に挑む。