今年も年賀状の季節がやってまいりました。でも、最近はメールなどデジタルでのコミュニケーションが増えて、めっきり手書きのはがきを書く機会が減っていますよね。年賀状って、どうやって書けばいいんだっけ?
年賀状の宛名は「郵便番号のハコを使って中心線を引くとバランスで失敗しにくい」と知ってから、書くことへの苦手意識が少し減りました。
年賀状は2003年に発行枚数44億5936万枚を記録し、その後年々発行枚数を減らしています。2023年の年賀状発行枚数は16億4000枚、つまりピーク時の4割弱にまで減少しています。これはメールやSNSが普及したことが大きな背景にあるのは間違いないでしょう。
手軽でカンタン、基本的にコストもかからないわけですから増えて当然です。でも、ちょっと待ってください。だからこそ、手書きでお便りをいただいた時の嬉しさは増しているとも言えるかもしれませんよ。
ペンを片手に年賀状に向き合ってみたい、でも上手に書けないというみなさん! 書きちらしさんの投稿を参考にしてみてはいかがでしょうか。非常に具体的な画像で指南された宛名書きの裏技に、多くのフォロワーからも感謝の声、感心の声が…。
「うわ! めっちゃタメになる! 」「これはバランスいいですね! 」「年賀状が少なくなったとは言え、まだ頂いたものには返していますし、勉強になりました」「年賀状の宛名書きにはいつも悩んでいました この方法だと、ストレスなくスムーズに書けそうですね」「このお手本を永久保存させて頂きます」「ああ!確かにその通りだ! 簡単な事なのに思いつかなかった! 」「これはめっちゃ参考になりますね」など。投稿者である書きちらしさんにお話をお聞きしました。
■投稿者さんに聞く
……この郵便番号のハコを目安にした書き方に気づいたのはいつ、どんなきっかけで?
数年前にInstagramにて拝見したテクニックです。実践してみたところ書きやすさがぐっと増したので、以降ずっとお世話になっております。年賀状シーズンになりましたので、この時期ならではの、みなさまのお役に立てる発信ができればと思い、投稿いたしました。
……最初は苦手意識ありました?
縦書きはどうしても、中心線が右や左にぶれがちです。しかも、書き終わった後にはじめて傾きやゆがみに気づいてしまう場面もあるので、苦手意識は大きかったです。
……手書き年賀状の良さはどこにあると思いますか。
基本は、プリンターで効率よくさばいたり、ショートメッセージで気軽に(通信量除けば無料で! )贈る文化が良いと考えておりますが、あえて申し上げるなら、打ち込みのテキストでは感じにくい「文面を介してその人と対話している感覚」を引き起こしてくれる点が、魅力かなと思います。
▼年賀状の宛名は「郵便番号のハコを使って中心線を引くとバランスで失敗しにくい」と知ってから、書くことへの苦手意識が少し減りました。
年賀状の宛名は「郵便番号のハコを使って中心線を引くとバランスで失敗しにくい」と知ってから、書くことへの苦手意識が少し減りました。 pic.twitter.com/A5xChlKj83
— 書きちらし (@kakichirashi) December 4, 2022