NTTドコモ モバイル社会研究所は12月12日、動画に特化したSNS「TikTok」の認知、利用動向に関する調査レポートを公開した。
同レポートは、全国15~79歳男女のスマホ・ケータイ所有者を対象に2022年1月に実施したTikTok利用動向についての調査に基づくもの。
TikTokの全体での利用率と10代の利用率を2019年から2022年までの推移を見ると、2019年の全体の利用率は2.7%、10代(男女全体)の利用率は14.6%。2020年の全体の利用率は3.9%で、10代の利用率は20.8%。
2021年の全体の利用率は6.6%で10代の利用率は31.1%。2022年の全体の利用率は8.5%で、10代の利用率は39.3%と、10代(男女全体)の利用率は年々約10ポイントずつ増加している
性年代別にTikTokの認知率と利用率(月1回以上利用)を見ると、全体ではTikTokの認知率は約7割。特に10代男女の認知率は約9割、20~30代女性は約8割の認知率であった。
全体での認知率は約7割と高いが、利用率は全体で8.5%だった。性年代別の利用率では10代女性が46.2%と半数近くが利用し、10代男性が32.1%、20代女性が19.7%と高く若年層に人気があることが伺える。