ニフティが運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」は、12月9日、子どもたちから募集した『小中高生が選ぶ2022年の漢字』を発表した。調査は、10月14日~11月21日、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者2,026人を対象に行った。

  • 『小中高校生が選ぶ2022年の漢字』

2022年を表す漢字第1位となったのは「楽」。「コロナが収まってきてやっと学校行事が行われたから」や「コロナが減ってきて旅行に行けるときがあったから」など、昨年までと比べて新型コロナウイルスの影響が少なくなってきたことを喜ぶ声が集まった。

第2位は昨年と同じく「恋」。「恋」は2017年から3年連続1位、2020年は3位になったが、2021年には2位に返り咲き、ずっとTOP3に入っている。この結果から小中学生の恋愛に対する関心の高さがうかがえる。

第3位は「推」。「人生で初めて推しができたから」「今年も推しをたくさん愛せた1年だから!」といった声がたくさん寄せられた。

上位に明るい漢字がランクインした反面、ランク外の回答では、コロナ禍の生活に慣れたことから「慣」や、安倍元総理の銃撃事件や円安が続いていることから「安」、ロシア・ウクライナ情勢から「命」といった漢字のほか、「悲」「戦」「死」「病」などの漢字も並び、今年は印象的な悲しい出来事が子どもたちにとっても多かったことがわかったという。