ラフティは年12月8日、「就職氷河期世代・会社員のホンネ調査」の結果を発表した。調査は11月24日、就職氷河期世代(30代後半〜45歳)の男性会社員110名を対象にインターネットで行われた。

  • 仕事・キャリアに関してどのようなモヤモヤを感じていますか

    仕事・キャリアに関してどのようなモヤモヤを感じていますか

はじめに、「あなたは、仕事・キャリアに関して、どう乗り越えていけば良いかわからない、という漠然としたモヤモヤを感じていますか?」と質問したところ、8割超が「そう思う(非常に+やや)」と回答。具体的な内容として、「仕事が楽しめない」(51.6%)、「自分の将来に希望を持てない」(45.1%)、「会社の中での立場が低い」(35.2%)が上位に。「昇進した先に希望が無い」(41歳)、「いつまで働かないといけないのか」(44歳)などの声も。

また、「モヤモヤを感じる瞬間」を聞くと、「同僚と話しているとき」(46.2%)、「1人でいるとき」(45.1%)、「旧友と会ったとき」(33.0%)が上位にあがった。「弟の方が稼ぎがいい」(38歳)、「休日の午後」(43歳)という人も。

  • 仕事・キャリアに関するモヤモヤに対して、どのように乗り越えているか

    仕事・キャリアに関するモヤモヤに対して、どのように乗り越えているか

続いて、「仕事・キャリアに関するモヤモヤに対して、適切に向き合い、乗り越えることができていますか?」と質問したところ、52.7%が「できている(非常に+やや)」と回答。どのように乗り越えているのかを教えてもらったところ、「職場の人に相談する」(52.1%)、「情報収集する」(52.1%)、「気分転換を行う」(39.6%)が上位にあがった。

一方、仕事・キャリアに関するモヤモヤに対して、適切に向き合い、乗り越えることが「できていない(あまり+全く)」人は46.2%。そのうち、59.6%が「乗り越えるための方法について興味はある(非常に+やや)」と回答した。

興味がある理由については、「適切な対処法が分からないから」(68.0%)が最も多く、次いで「長年悩んでいることだから」(60.0%)、「これから先ずっと使える知識になると思うから」(48.0%)と続いた。

「行きたい会社が見つからない/やりたいことが見つからない」と悩んだ経験は?

最後に、「あなたは、行きたい会社が見つからない/やりたいことが見つからないと悩んだ経験がありますか?」と質問したところ、「何度もある」が24.6%、「ややある」が47.3%となった。