パイオニアは12月7日、「ドライブレコーダーの利用状況に関する調査」の結果を発表した。同調査は10月27日~31日、車を保有する男女1,200名を対象にインターネットで実施した。
駐車中のトラブルに対する不安を尋ねたところ、82.7%が「当て逃げやドアパンチ」、72.2%が「車上荒らし」と回答した。実際に経験したことがある被害について聞くと、「ドアパンチ」(31.5%)が最も多く、「駐車中の当て逃げ」(20.9%)、「車上荒らし」(8.7%)が続いた。「車両盗難」も2.3%のドライバーが被害にあっていることが分かった。
車両盗難や車上荒らしに対してどのような対策が効果があるか尋ねると、「位置情報がすぐに分かる」(48.6%)が最も多く、「音声によるアラート」(45.5%)、「異常を検知した際の通知」(41.8%)が続いた。
ドライバーの中で実際にGPS機能を使った対策をしている割合は、一般車両保有者は8.0%だった。一方、盗難されやすい車両(※)の保有者は、13.4%が対策していると答えている。
※一般社団法人日本損害保険協会「第23回自動車盗難事故実態調査結果」より、2021年車両本体の盗難の多かった上位10車種を対象としているとのこと