『THE W』涙の優勝・天才ピアニスト、互いに感謝「相方は天才」「文句も言わずありがとう」

お笑い賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』で6代目女王に輝いた天才ピアニストの竹内知咲とますみが10日、東京・汐留の日本テレビで優勝会見に臨み、喜びを語った。

• 『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』6代目女王の天才ピアニスト(左から 竹内知咲、ますみ)

昨年は惜しくも1票差で準優勝だったが、今回はBブロックからパーフェクトスコアで圧倒し、優勝の瞬間は思わず涙。ますみは「とにかく新ネタを作ってお客さんの前でやりました。単独ライブも、ここ2年毎月ずっとやってるので、そこで6～7本おろし続けた努力が実ったんですかね」と勝因を分析。竹内は「去年はブロックで競り負けてるというのがあったので、今年は当たり負けしない2本を選びました」と戦略を明かす。

そんな数多くのネタを作った竹内を、ますみは「相方は天才です。どのネタも面白くないなと思ったことは1回もないです」と自慢し、竹内は「毎月単独ライブって相当しんどいことなので、それに文句も言わずずっと一緒にやってきてくれてありがたいです」と感謝。

この喜びを伝えたい人を聞かれると、竹内は「ちょっとベタすぎますけど、親ですかね。親が教師で、ちゃんと真面目に育てたのに、こんな形になってしまったんですけど、1個結果出たっていうのは親に伝えたいし、芸人になるのを許してくれてありがとうと伝えたいです」とのこと。ますみは「私は芸人になる前に看護師をやっていて、次は主任になるって声かかってたんです。でも、そこで(芸人になることを)看護師長が応援してくれて今があるので、師長さんに伝えたいです」と話した。

そして今後について、ますみは「なんかもう目標まみれなんですけど、とにかく獲れる賞は、総ナメじゃなくて、全ナメしたいです。関西の賞レースももちろん、『キングオブコント』『M-1グランプリ』も全部獲るつもりで“トロフィーな女性”になるつもりです(笑)」と力強く語った。