リクルートが運営する『リクルート進学総研』は12月7日、「高校生価値意識調査」の結果を発表した。同調査は8月26日~30日、高校1~3年生1,727人を対象に、インターネットで実施した。
今の自分は幸せか尋ねたところ、80.8%が「幸せだと思う」「どちらかというと幸せだと思う」と答えた。理由としては「衣食住に困らないから」「当たり前の生活を不自由なくできているから」「戦争がない国に住んでいるから」などだった。「幸せではない(計)」は14.2%で、「やりたいことが見つからない」「お金がない」などが理由にあがった。
「幸せだと思う」という割合は、2018年と比較すると10.8ポイント増加の37.9%、「どちらかというと幸せだと思う」と合計すると、2014年以降過去最高となった。
自分の将来は明るいか尋ねると、71.3 %が「明るい」「やや明るい」と答えた。2014年から連続して増加している。
社会の将来が明るいか聞くと、50.9%が「明るい」「やや明るい」と答えている。 しかし「あまり明るくない」「明るくない」も49.1%で、明暗が二極化していることがわかった。
自分たちの世代に名前を付けるなら、どのような名前であるか聞くと、1位は「コロナ世代」(10.7%)、2位は「Z世代」(8.8%)、3位は「ネット・ネット依存・デジタル世代」(6.9%)となった。「少子高齢化世代」「理不尽世代」「ながら世代」「制限世代」「耐え抜いた世代」といった回答もあった。