日産自動車はミニバン「セレナ」をフルモデルチェンジし、ガソリン車を2022年冬、e-POWER搭載車を2023年春に発売する。
セレナは1991年の初代発売以降、30年にわたり時代とともに移り変わる家族のカタチに常に寄り添い、家族のためのミニバンとして、ファミリー層を中心に高く支持されてきたとのこと。
新型セレナは初代から受け継いできた室内空間の広さや利便性はそのままに、移動時の快適性を追求。最先端技術を搭載し、さまざまな機能の充実を図ることで、家族との大切な時間を思い切り楽しむことができるミニバンとしてさらなる進化を遂げたという。
新型セレナは室内の静粛性と運転の快適性を実現する新開発のe-POWER専用エンジンと組み合わせた第2世代「e-POWER」、あらゆる角度から徹底的に科学したクルマ酔い軽減技術など、日産の誇る先進技術が満載だ。新たに設定する最上位グレード「e-POWER LUXION」(ルキシオン)には、ロングドライブをサポートするミニバン世界初搭載の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を搭載する。
全国希望小売価格はe-POWER搭載車が319.8万円〜479.82万円、ガソリン車(2WD)が276.87万円〜326.92万円。なお、4WDのガソリン車の価格、発売については追って発表となる。
日産の星野朝子副社長は、「家族全員でのかけがえのない時間を少しでも多く大切に過ごして欲しい、『セレナ』を通じて家族の時間を最大限楽しんで欲しい、との想いでこの新型『セレナ』を企画・開発して参りました。『今日のお出かけ、楽しかったね!』『今度はもっと遠くに行ってみたい!』などといった親子の笑顔あふれる会話が自然と生まれるようなドライブを楽しんでいただきたい。新型『セレナ』には、そんな想いとこだわりを詰め込みました」とコメントしている。