JR東日本東北本部は9日、奥羽本線福島~米沢間でとくに利用の少ない板谷駅と大沢駅において、冬期間に全列車通過とすることを発表した。通過期間は2023年の1月10日から3月26日までとなる。
奥羽本線は福島~新庄間で山形新幹線「つばさ」が走行する標準軌の区間となっている。福島県と山形県の県境を走る福島~米沢間は冬期間の降積雪量が多く、積雪による列車の大幅な遅延や、誤って降車してしまうなどのリスクを低減し、安全で安定した鉄道輸送を提供するため、とくに利用の少ない板谷駅と大沢駅で全列車通過にするという。
これにともない、板谷駅と大沢駅に停車していた上下各6本の普通列車について、1月10日から3月26日まで両駅とも通過となる。