女優の寺島しのぶが、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年1月8日スタート、NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の語りを担当することが9日、発表された。

寺島しのぶ (C)資人導(Vale.)

寺島は「お話をいただいて、真っ先に思ったのが、『私で大丈夫ですか?』でした。でも台本を読んでみたら、すごく楽しくて。画にきちんと沿っている語りがあれば、全然違うことを言っている場面もあるんです。『さあ、どうやろう?』とワクワクしました」とコメント。「収録では、毎回、即興でお芝居をしているような感覚ですね。試行錯誤の連続ですが、私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思いますし、私がやることで、少しでも作品にとってプラスになれば幸いです。皆さま、どうか広い心で聞いてやってください」と語っている。

制作統括 磯智明チーフ・プロデューサーは「寺島しのぶさんにドラマの語りをお引き受け頂き、とてもうれしく思っております。寺島さんの語りは、激動の家康の生涯を語る上でふさわしい、力強くも繊細な感じになると、とても楽しみです。実は、寺島さんは語りの“中の人”にピッタリなのです。ナイーブな家康を、語りの方は強き神の子であると固く信じて止みません。語りの“中の人”とは一体、誰なのでしょうか? 劇中でいつか明かされると思います。寺島さんの声をヒントに、楽しみにお待ち下さい」とコメントを寄せた。

第62作大河ドラマとなる本作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、脚本を古沢良太氏が手がける。

今月5日、寺島の長男・寺嶋眞秀が、本作で大河ドラマ初出演を果たすことも発表された。主人公・徳川家康(松本)の息子・松平信康(細田佳央太)の子供時代を演じる。

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