お笑いタレントのバカリズムがMCを務めるABCテレビののバラエティ特番『勝手に! 漫画アワード』が24日(24:05~※関西ローカル、配信あり)に放送される。
芸能界の漫画好きがそれぞれがNo.1だと思う漫画やシーン、セリフなどをプレゼンして勝手に決めた部門で勝手に表彰、審査委員長のバカリズムが大賞を勝手に決定する漫画バラエティの第4弾。今回はニューヨーク屋敷裕政、新井恵理那、斎藤真美(ABCテレビアナウンサー)が初登場する。「スタジオに来るときに、こんなにもノンストレスな仕事はあまりない」と歓喜したのは、バトル漫画から少女漫画まで幅広く読む屋敷。最初にハマった漫画が『犬夜叉』で、大学の卒論でも取り上げたという新井には、バカリズムが「漫画のありがたみを知っているんですね」と感心する。さらに前回に続いて出演のえなこを、バカリズムは「えなこさんは胸糞漫画が大好きで」と紹介する。
「画ヂカラが強いコマ」 アワードでは、えなこが初めてハマったというヤンキー漫画のひとコマを「このコマだけで2ページ使ってもいいのに!」と熱弁するが、バカリズムや屋敷の反対にあう。バカリズムは「この番組ではおなじみ」の『刃牙(バキ)』シリーズから選出する。
「かっこいいポーズ」アワードでは、屋敷が映画も公開中の超大人気バスケ漫画での主人公のハイタッチシーンをセレクト。バカリズムと2人でそのシーンを再現するが、「絶対に成功しないであろう戦いだった」と振り返る羽目に。新井はシリーズ全世界累計発行部数が1億2000万部を突破した大人気シリーズを取り上げ、ノリノリ有名な立ち方を次々と披露。「後にも先にもこんなことはない!」と大興奮する。
「あの漫画のあの〇〇、実は実在してるんですよ」アワードは屋敷がMCを担当。作者が複数の女性からインスピレーションを得て描いた美女キャラクターなどをクイズ形式で出題すると、「楽しい! もっと(問題)出して!」とバカリズムもハイテンションで次々と回答。そのほか、「少女漫画は“伝統芸能”と同じ」と語り、普段から少女漫画も読み込む屋敷が「コミックシーモアで男性が購入している少女漫画トップ10」を紹介。バカリズムは「意外と恋愛ものが少ない」と驚く。屋敷がイチオシの少女漫画は、例えるなら少女漫画版の『闇金ウシジマくん』だという。
コメントは以下の通り。
バカリズム:今回もただただ好きな漫画の話を、仕事感もなく楽しませていただきました。今回印象的だったのが、屋敷さんと2人であるポーズを再現した場面。たぶんカメラには映っていないと思うんですが、向かい合った時の屋敷さんの目がグルグルグル~! と動いていて(笑)。お互い何もゴールが見えないまま立ち上がって、「どうするの、これ?」と思いながらやったのが印象に残っています。「絶対に成功しないであろう戦い」に向かう心境でした。
屋敷:確かに、「ポーズをしてください」というカンペを2人で無視しているときは、「スラムダンク」の流川と桜木っぽかったですね。流川と桜木くらい通じ合っていたと思います。
バカリズム:「これ絶対無理だよね?」というアイコンタクトをしつつ、でも立ち向かわないといけないというね。
新井:えなこさんとポーズをさせていただいたことが印象に残っています。後にも先にもこんなことはないと思うので、すごくうれしかったです。今回、自分が昔の漫画に触れてこなかったことに改めて気づきました。もう一度読み返したいと思う漫画もありましたし、特にバカリズムさんがプレゼンされたあのポーズの漫画は、早く読んで「これだったのか!」と確かめたいです。
屋敷:性別や年齢が全然違う人たちとも、同じ“漫画”という趣味があるとこうやって楽しく話ができるんですね。「オフ会」ってこんな感じなのかもなって。(ポーズをとっている新井&えなこを見ていて)女子が写真を撮っているときって、男はこうやって待つしかないんだろうなと思いました。
えなこ:2回目の出演なのですが、今回も新しい漫画をたくさん知ることができたので、家に帰ったらどの漫画を読もうかなとワクワクしています。実は他の番組で好きな漫画の話をしたら、あまりにもグロテスクすぎて放送できないかもと言われてしまったので、今回はちょっと抑えめにしたんです。本当はもっと教えたい漫画がたくさんあるので、もし第5弾があったらぜひ紹介したいです!
バカリズム:そうか、抑えてたんだ(笑)。えなこさんはこの番組では「胸糞漫画好きキャラ」が確立されていますから、次でぜひプレゼンしてください。