メイクを始めたいけど「メイクに必要なものって何?」「基本的なメイクの方法が分からない」といったお悩みを抱えていませんか?
今回は、メイク初心者さんが最初に揃えておきたいメイクアイテムや道具をご紹介します。 また、基本的なメイク方法も解説しますので、これからメイクを始めようと思っている初心者さんは要チェックですよ。
ベースメイクで必要なもの3選
ここでは、メイクをする上で必要なベースメイクのアイテムをご紹介します。まだ持っていないものは、ぜひ揃えてくださいね。
化粧下地
化粧下地とは、ファンデーションを塗る前に使うアイテムです。 肌表面を整えて、次に塗るファンデーションやパウダーなどを肌にフィットさせてくれる役割をします。
皮脂が多く化粧崩れが気になる人は、皮脂やテカりを抑える下地がおすすめです。 くすみやシミが気になる人は、カラーコントロールができる下地を選ぶと綺麗にメイクが仕上がります。
ファンデーション
ファンデーションとは、シミや大人ニキビなどをカバーし肌を綺麗に仕上げるためのアイテムです。
主なファンデーションの種類は、リキッドファンデーション、パウダーファンデーション、クッションファンデーションの3つです。
ファンデーションの機能としては、皮脂や汗を抑えるものや、乾燥から肌を守る保湿重視のものまで、さまざまなタイプがあります。
肌質によってファンデーションの選び方も変わってきます。 自分の肌質が皮脂や汗で肌がベタベタするオイリー肌なのか、肌がカサカサしたり粉がふいたりする乾燥肌なのか知っておくことも大切です。
フェイスパウダー
フェイスパウダーは、ファンデーションを塗ったあとベースメイクの仕上げとして使うアイテムです。
フェイスパウダーの種類は、「ルースパウダー」と「プレストパウダー」の2種類になります。 ルースパウダーは粉状になっているタイプ、大きめのケースに入っていることが多いです。 プレストパウダーは粉が固められているためコンパクトケースになっています。
フェイスパウダーとしての大きな役割は、皮脂や汗による化粧崩れの予防です。 ファンデーションは時間と共に皮脂や汗と混じることによって、ファンデーションがヨレたりドロドロと崩れやすくなったりしてきます。
フェイスパウダーを使うと肌表面がサラサラになるので、ファンデーションがマスクにつきにくく、化粧崩れを防ぐことができるのです。
ポイントメイクで必要なもの6選
ここでは、メイクをする上で必要なポイントメイクのアイテムをご紹介します。初心者さんは一通り揃えておきましょう。
アイブロウ
アイブロウとは、眉毛を描くときに使うアイテムです。 主な種類は、ペンシルタイプと、パウダータイプです。その他、眉毛専用のマスカラもあります。
ペンシルで眉尻を描いてパウダーでふんわり仕上げると綺麗な眉毛になるので、ペンシルタイプとパウダータイプ両方買い揃えておくのがおすすめです。
カラー選びは、髪の毛の色と合わせると違和感がなく眉毛メイクが完成します。
アイシャドウ
アイシャドウとは、まぶたのアイホール(目頭と目尻にかけて半円の部分)に塗るアイテムです。 アイシャドウの種類は、パウダー、クリーム、リキッドタイプなどがあります。
種類やカラーバリエーションが豊富なのはパウダータイプです。単色から多色パレットまであり、マット、パール、ラメなどさまざまなタイプがあります。
クリームタイプはしっとりとした質感で、まぶたにフィットしやすいです。
リキッドタイプは液状なためツヤ感に仕上がります。しっとりした質感で透明感が欲しい人におすすめです。
アイライナー
アイライナーとは、まつ毛の生え際に沿って線を描くアイテムです。 まぶたの際に線を入れることで、目元をハッキリさせる役割があります。 種類はリキッド、ペンシル、ジェルタイプがあります。
アイライナー初心者さんは、ペンシルタイプがおすすめです。描き慣れていないと手ぶれして線がヨレてしまいがちですが、ペンシルタイプなら綿棒で修正できるのでチャレンジしやすいでしょう。
目力が欲しいのなら、リキッドタイプがおすすめです。リキッドタイプは、ペンシルタイプよりしっかりラインが強調されます。 そのため、目元がよりくっきりした仕上がりになるのです。
ジェルタイプは、比較的芯が柔らかいため、なめらかにラインが引けます。 また皮脂や汗に強いので目元が黒くなるパンダ目になりにくいでしょう。
いずれも、化粧崩れを防ぐウォータープルーフ処方がおすすめです。
マスカラ
マスカラとは、まつ毛を濃く、長く見せるアイテムです。 種類は、まつ毛を濃く見せるボリュームタイプと、長く見せるロングタイプ、くるんとカールを長持ちさせるタイプなどがあります。
マスカラを塗ることで目元に立体感を与え、よりパッチリした目元を演出できます。
また、マスカラは涙や汗により目の周りにつきやすくなるため、目の回りが黒くなるパンダ目の原因になることも。 涙目になりやすい人は、汗や皮脂に強いウォータープルーフ処方のマスカラを選びましょう。
チーク
チークとは、頬に血色感を与え顔に立体感を持たせるアイテムです。 肌に血色感をプラスすることで、健康的な印象を与える役割を果たしてくれます。
チークはカラー選びが大切になります。チークを入れる場所でおすすめのカラーが異なります。頬の真ん中にチークをのせ、ふんわりした印象に仕上げたいなら、ピンク系がおすすめです。頬のやや下にチークをのせ、健康的な印象に仕上げたいなら、オレンジ系を選んでみましょう。
肌の色でカラーを選ぶ場合、色白タイプならピンク、レッド系を選び、黄色タイプなら、オレンジやブラウン系がおすすめです。
口紅
口紅とは、唇に色をつけるアイテムです。 スティック、グロス、リキッド、ティントなどさまざまなタイプがあります。 質感も、ツヤ、マット、シアーからグリッターまで、さまざまです。
スティックタイプは種類が豊富なので、好みのカラーや質感を探しやすいです。 唇をぷるんと見せたいならグロスを、発色重視ならリキッドをチェックしてみましょう。 また、マスクで口紅が落ちてしまうのが気になる人はティント処方の口紅がおすすめです。
口紅は、保湿成分が入っているものやマスクにつきにくいティント処方まで、さまざまなタイプがあるのでお好みで選んでくださいね。
メイク道具で必要なもの6選
ここでは、メイクをする際に必要な道具をご紹介します。メイクを綺麗に仕上げるために、ぜひ買い揃えてくださいね。
フェイスブラシ
フェイスブラシは、ベースメイクの仕上げに使うフェイスパウダーをのせるためのアイテムです。 一般的にメイクブラシの中で一番大きいサイズがフェイスブラシになります。
フェイスブラシを使うメリットは、フェイスパウダーを顔全体にふんわりのせられることです。 上手に使えば顔が粉っぽくならず、綺麗にベースメイクが仕上がります。 毛の種類は、天然毛と人工毛があるので、肌質にあった素材を選んでくださいね。
1本は持っておきたいブラシです。
チークブラシ
チークブラシは、頬にチークをのせるためのブラシです。 ブラシの型は、丸平型のタイプから頬骨に合わせやすいように毛先が斜めにカットされているタイプなどもあります。
チークを肌にのせるときにブラシを使うと、自然にムラなく発色し綺麗に仕上げることができます。
チークをふんわりのせやすい丸平型は、メイク初心者さんにおすすめです。
リップブラシ
リップブラシは、口紅を唇に塗るときに使うブラシです。 主にスティックタイプの口紅を塗るときに使います。
スティックタイプの口紅をそのまま唇に塗ると、唇から口紅がはみ出してしまうことも。 リップブラシを使うと口角まで口紅を均一に塗れ、より丁寧に仕上がります。
ビューラー
ビューラーとは、まつ毛をカールアップさせるアイテムです。 まつ毛をくるんとカールするだけでも目元がパッチリするので、目元に印象を与えたいならビューラーを持っていると便利です。
眉毛バサミ
眉毛バサミは、眉毛をカットして整えるときに使うアイテムです。眉毛を綺麗に整えるために必要な道具になります。
先端にコームがついているものや、左利き用の眉毛バサミなどもあります。 眉毛は顔の印象を左右するパーツなので、眉毛を整えるために眉毛バサミは用意しておきましょう。
大きな手鏡
メイクをするとき、大きな手鏡があると便利です。 眉毛やアイシャドウなどポイントメイクをするときに、小さい鏡でメイクをするという方も多いのではないでしょうか。しかし、小さい鏡でメイクをすると、左右のバランスが合っていないことも。
大きな手鏡があれば顔全体を見ながらメイクができるので、ぜひ用意してくださいね。
初心者向けの基本的なメイク方法
ここでは、基本的なメイクの方法を解説します。また失敗しないためのポイントも参考にしてくださいね。
1.下地を塗る
1.スキンケアで肌を整えてから化粧下地を塗っていく
2.小鼻や目元のくぼみまで丁寧に塗る
下地はメイクの仕上がりを左右しますので、しっかり丁寧にムラなく塗りましょう。
ポイントは、肌によく馴染ませることです。 肌にしっかり馴染ませることで、次に行うメイクの仕上がりがより綺麗になります。
2.ファンデーションを塗る
- リキッドファンデーションの場合
1.ファンデーションを顔全体に薄く塗る
2.カバーが足りない部分に重ねづけする
- パウダーファンデーションの場合
1.パフにパウダーを適量つける
2.顔の中心から外側に向けて均一に塗る
3.カバーが足りない部分に少量重ねづけする
一度にたくさんのファンデーションをつけると、厚塗りの原因になってしまいます。 少しずつ重ねるようにつけていきましょう。
- クッションファンデーションの場合
1.パフに適量をとる
2.スライドさせずに、ポンポンとおさえるように顔全体に塗る
パフにたくさんファンデーションをつけてしまうと、化粧崩れの原因につながってしまいます。パフで肌の上を、ポンポンとのせながら重ねていきましょう。
どのタイプでも共通するポイントは、一度にたくさんファンデーションを塗らないことです。 最初からファンデーションをたくさん塗ってしまうと、厚塗りや化粧崩れの原因になります。 少しずつ重ねて塗ることで肌が綺麗に仕上がります。
3.フェイスパウダーで皮脂を抑える
- ルースパウダーの場合
1.フェイスブラシに粉をよく馴染ませて余計な粉を落とす
2.顔の中心から外側に向けてふんわりのせていく
- プレストパウダーの場合
1.パフにパウダーをつける
2.パウダーがついたパフでしっかり肌をおさえていく
リキッドファンデーションとクッションファンデーションを使った場合は、フェイスパウダーで仕上げます。パウダーファンデーションを使った場合は、すでにパウダーで皮脂や汗を抑えているので、フェイスパウダーは使わなくてOKです。
ポイントは、ふんわり仕上げたいならルースパウダー、皮脂や汗をしっかり抑えたいならプレストパウダーを使うこと。
また、化粧直しには持ち運びに便利なプレストパウダーをおすすめします。
4.アイブロウで眉毛を描く
1.アイブロウペンシルで眉毛を1本1本たすように描いていく
2.アイブロウペンシルで眉尻まで描いたら、パウダーで仕上げる
ポイントは、仕上げのパウダーは眉毛にふんわりのせることと、ペンシルやパウダーでベッタリ描かないことです。ベッタリ描いてしまうと、眉毛だけ顔から浮いて違和感が出てしまうので気をつけましょう。
5.アイシャドウを塗る
1.アイホール(目頭から眉尻まで上まぶた半円の部分)に最も明るい色を入れる
2.2番目に明るい色をアイホールの半分位まで入れていく
3.最も濃い色をまぶたの際に入れていく
ポイントは、色の明るい順に塗り、まぶたの上でグラデーションを作っていくこと。ナチュラルに仕上げたい場合は、濃い色は使わず肌馴染みのよいベージュ系でのアイシャドウを使用しましょう。ナチュラルかつ上品な印象に仕上がります。
6.アイラインを引く
1.アイライナーで、まつ毛の生え際に沿って目頭から黒目まで引いていく
2.黒目から目尻に向かって引いていく
3.目尻の形に斜め上に跳ね上げる
ポイントは、ラインは一気に引かないこと。ラインが引きづらいときは、目尻を斜め上に軽く引っ張りながらラインを引くと、際に沿った綺麗なアイラインに仕上げることができます。
7.マスカラを塗る
1.ビューラーでまつ毛を上にあげる
2.マスカラをまつ毛につけていく
ポイントは、マスカラをまつ毛の根元にしっかり密着させてからスッと上につけることです。何度もつけ直すと、マスカラがダマになりまつ毛が汚くなってしまうので気をつけてくださいね。
8.チークを塗る
- パウダータイプの場合
1.チークブラシにパウダーをつける
2.頬の高い場所にのせる
- クリームタイプの場合
1.指にクリームチークをつける
2.頬に優しくポンポンとチークをつける
ポイントは、パウダータイプはブラシにチークをつけたあと、クリームタイプは指にチークをつけたあとに、余分についたチークを軽く手の甲で落としてから肌にのせること。
手の甲で余分についたチークを落とすことで、チークをつけすぎることなく自然な仕上がりになります。
9.口紅を塗る
- スティックタイプの場合
1.リップブラシで唇の輪郭を描く
2.口紅を塗る
- グロス・リキッド・ティントの場合
1.付属のチップに適量のリップをつける
2.はみ出さないように唇にのせる
ポイントは、口紅を塗ったあと軽くティッシュオフをすること。口紅がベッタリついているとマスクに口紅がついてしまい、色落ちの原因にも。ティッシュオフすることで、口紅がマスクにつきにくくなります。
10.メイクが終わったら最終チェック
メイクが完成したら、最後に顔全体が映る鏡で仕上がりを見てみましょう。 眉毛の左右がアンバランスになっていないか、アイシャドウやチークが濃くつきすぎていないか確認することも大切です。 また、今日のファッションとメイクに違和感がないかもチェックしましょう。
メイクに必要なものを揃えて楽しくメイクを始めよう!
今回は、メイク初心者さんが、メイクをするのに揃えたい必要なアイテム全15選をご紹介しました。 また、 失敗しない基本的なメイク方法も解説したので、これからメイクを始める初心者さんは、この記事を参考に自分の好みに合ったアイテムを揃えて、楽しくメイクを始めてくださいね。