ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所は12月7日、今年のシニア世代の動向を振り返る「2022-2023シニアトレンド」を発表した。
シニアトレンドは、デジタル、食、おしゃれ、エンタメなど数々のジャンルから全7ワードが選ばれた。
「スマ活シニア」は、コロナ禍を経て、動画、SNS、スマホ決済、ポイ活など、デジタル活用が急速に進み、今後はスマートウォッチや音声サービスの利用においても拡大の兆しが見える事から選ばれた。
「推し活で若返り」も選ばれた。シニア女性のうち"推し"がいるのは35.2%で、推しに使う平均金額は年間9万円とのこと。トキメキが行動や生活を変え、心身にポジティブな効用をもたらしているものとされる。
「とっくにSDGs」は、「食材を使い切る」「無駄使いしない」など丁寧な暮らしを続けてきたが、今後も賢いSDGs生活をけん引するオピニオンリーダーになる事が期待される点から選ばれている。
そのほか、シートに書くだけの生前整理や身内だけを前提とした葬式準備などによる「コンパクト終活」や、眉毛や目もとを中心としたポイントメイクで話題の「AGE(アゲ)メイク」、加齢で不足しがちなカルシウムや食物繊維をおいしく手軽に摂れるおやつブームより「素材まるごとおやつ」も選ばれた。