西武鉄道と西武トラベルは、小学生とその保護者を対象としたイベント「時刻表にない列車に乗ろう!」を2023年1月6日に開催すると発表した。普段立ち入れない施設の見学や駅員体験を通じて、より西武鉄道を身近に感じてもらい、こどもたちに笑顔になってほしいとの思いから、現役の駅員・乗務員が企画・運営するイベントとして開催される。

  • 西武鉄道9000系の撮影も予定されている

当日は、普段乗ることができない入換車両(電留線へ引き上げる車両)に萩山駅から乗り込み、萩山駅止まりの列車を折返し運転のために留め置く線路「萩山駅電留線」まで乗車する。「萩山駅電留線」に到着後、おもに多摩湖線を走る9000系の撮影を線路上および運転台の2カ所から行う。

続いて、萩山駅の駅員が勤務している駅事務室や宿泊施設、信号関係の機器、券売機など、駅の「裏側」を見学。駅員手作りの多摩湖線前面展望ビデオの観覧会や、多摩湖線にまつわるクイズ大会も実施する。その後、時刻表に掲載しないイベント専用臨時列車で萩山駅から多摩湖駅へ移動。多摩湖駅到着後、ホームでの放送や手旗を使った合図などの駅係員体験、車内での放送体験を行う。

全プログラムを体験した子へ特別な修了証を授与。乗務員が携帯している仕業表のレプリカ、西武鉄道オリジナルグッズもプレゼントする。

参加対象は小学1~6年生の児童を含む親子・家族。参加費は1組2名9,000円。大人・こども各1名ずつのみ追加も可能(追加の場合は1人につき3,000円割増し)。親子20組を募集する。西武トラベル公式サイトにて、12月16日15時まで申込みを受け付ける。応募多数の場合は抽選となる。