元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が2日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也公式チャンネル】』に出演。動画「“プロ野球界最強のエース”は誰だ!? 豪華選考委員たちが選んだのは…【フルタの方程式AWARDS】」内で、実際にボールを受け、そのスゴさを実感したというピッチャーを明かした。
同チャンネルでは今回、プロ野球の歴史の中で、「一番スゴい」と思う先発投手を選出する企画を実施。ゲストの谷繁元信氏が挙げたのが、斎藤雅樹氏だった。
連続完投勝利記録とシーズン最多完封回数のNPB最多記録を持つほか、セ・リーグ最多記録の最多勝利タイトル獲得数を保持するなど、平成野球史を代表するピッチャーとして知られる斎藤氏。谷繁氏は「僕が入った年に20勝してるんですよ。もうエースですよ」「こんだけ完投する人いないでしょ。毎年200イニングぐらい投げてたじゃないですか?」などと述べ、勝率の高さやタフネスっぷりを絶賛する。
すると、古田氏は「真ッスラするんだよね。バッターがガッシャンガッシャン詰まってたんで」と回顧。「だから村田(真一)さんよくパスボールしてたけど」としつつ、「僕、オールスターで受けて、『あ、これはパスボールするわ』と思ったもん。捕ろうと思ったらボールがビュッと曲がるんで。ボール2個分くらい」と、実際に球を受け体感したスゴさがあったことを告白。「だから少ない球種でも打ち取れるっていう」と分析していた。