ガーミン、アナログ針を文字盤に組み込んだタフネスGPSスマートウォッチ

ガーミンジャパンは12月8日、アナログ時計をウォッチフェイスに組み込んだGPSウォッチ「Instinct Crossover」を国内発表した。12月16日に発売する。

ラインナップは「Instinct Crossover Dual Power」「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」「Instinct Crossover」の3種類を用意し、販売価格帯は83,000円～99,000円。

Instinct Crossover Dual Power グラファイト

Instinct Crossover Dual Power タイダルブルー

ガーミンの「Instinct」シリーズは、米国防総省の標準ガイドライン「MIL-STD-810」のうち、耐熱、耐衝撃、耐水をクリアしたタフネスウォッチ。今回発売する「Instinct Crossover」は、発光アナログ時計針をウォッチフェイスに組み込んだハイブリッドスマートウォッチとなる。

外衝撃による時計の針のズレを検出し、GPSで自動補正する独自機能「RevoDrive」を備え、表示の正確性を確保。文字盤のディスプレイは1.3インチ（176×176ドット）で、計測データをデジタル表示する場合に、邪魔にならない位置へ針が自動で移動するなど、アナログ針の背後でも見やすい画面デザインを採用した。

加えて、デジタル表示とアナログ針とのハイブリッド表示も可能となり、例えば歩数計をデジタル表示し、時計針で目標までの進捗度を表示するなど、視覚的に進捗がわかるような表示もできる。

ヘルスケア機能では、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリー計測などのほか、ストレスレベル、血中酸素トラッキングなどもサポート。また、体のエネルギー状態を数値化する独自の指標Body Batteryも算出でき、日々の健康管理の参考にできる。

スポーツ機能は、ランニング、サイクリング、釣り、水泳、登山、スキー、スノーボード、筋力トレーニングなど30種類以上に対応。「Garmin Connect Mobile」アプリと組み合わせると、より多くのワークアウトに対応できる。事故・転倒検知機能も搭載した。

位置情報機能は、GPS／GLONASS／GALILEO／みちびき（補完信号）を使った測位が可能。高度計／気圧計／電子3軸コンパスの3センサーを載せたABCセンサーも内蔵する。防水性能は10ATM。