Qiitaは12月6日、「エンジニア白書2022」を公開した。調査は8月22日~9月25日、同社運営のエンジニアコミュニティ「Qiita」のユーザー約2,756名(うちエンジニア2,359名、エンジニア未経験397名)を対象にインターネットで行われた。
エンジニアの職種を教えてもらったところ、1位「Webアプリケーションエンジニア」(944人)、2位「バックエンドエンジニア」(844人)、3位「フロントエンドエンジニア」(686人)、4位「システムエンジニア」(631人)の4種が特に多く、次いで5位「インフラエンジニア・SRE」(370人)、6位「フルスタックエンジニア」(359人)、7位「プロジェクトマネージャ」(229人)、8位「ITコンサルタント」(200人)と続いた。
最も使われている言語は2020年、2021年に続き「JavaScript」(1,362人)、「Python」(1,148人)は2021年から連続で2位だった。3位「HTML」(1,041人)、4位「SQL」(1,033人)、5位「CSS」(753人)と続く。
これから習得したい言語を聞いたところ、「Python」(823人)が2年連続で1位を獲得。続く2位は「Go」(704人)、3位「Rust」(567人)、4位「TypeScript」(508人)、5位「JavaScript」(416人)と続いた。
言語別に年収を見ると、いずれの言語も「年収500-800万円」と回答した人の割合が23-29%程度。また、「Go」と「Rust」は「年収800万円以上」の割合が高く、「Go」は35%、「Rust」は40%を占めた。
次に、エンジニア採用を行っている企業に求める情報を聞いたところ、「給与や評価制度」(15%)の他、「スキルを活かせるか」(13%)、「労働環境」(11%)、「扱っている技術(11%)などがあがった。