大手パンメーカー・山崎製パンが、「薄皮パンシリーズ」の内容量を5個から4個へ減らすと発表(pdfが開きます)した。これにネットで「かなりショック・・・。」と続々悲しみの声が集まっている。
「薄皮パンシリーズ」は、2001年から販売されている同社のロングセラー商品。和菓子の薄皮まんじゅうから着想を得て開発されたそう。中身の違いで、つぶあんや、クリーム、チョコパンなどの種類がある。小ぶりな菓子パン5個を1パックとしており、普通のパンより食べやすいサイズながら、中身がたっぷり入っていることが特徴だ。
「薄皮パンシリーズ」の内容量が5個から4個に減少するのは、2023年1月1日出荷分からだという。減少の理由としては、小麦粉や油脂類などの原材料価格の高騰や、エネルギーコストの上昇などが挙げられている。個数は減少するが、パン生地の改良や、中身の増量を予定しているとのことだ。
このほか、同じく同社の人気定番パンである「ランチパック」でも、ピーナッツ、たまご、ツナマヨネーズの3品の価格改定を実施するという。こちらは2023年2月1日出荷分からで、平均4.7%増の値上げ改定が行われるようだ。
同社は、今年1月と7月にも小麦粉を中心とする原材料価格の高騰により、食パンおよび、一部の菓子パンの価格を値上げ改定していた。今回の内容量変更や価格改定では、背景に「企業努力による吸収の範囲を超えた厳しいもの」があったと同社は述べている。
ネット上では「昔から好きなのですがついに…🥲」「コレはかなりショック・・・」「ここ最近で1番ショック大きいかも」と悲しみの声が続々寄せられている。