ソフトバンクは12月7日、米ベライゾンとの5G国際ローミングをアメリカ/ハワイで開始したと発表した。あわせて、イギリス/台湾/マカオなどの国・地域での国際ローミングの開始/対応ネットワーク追加/事業者追加なども行っている。

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今回、5G/4G(LTE)/VoLTEそれぞれの国際ローミングサービスに新たに追加された国・地域は次の表のとおり。いずれも、

対応ネットワーク 新たに追加された国・地域
5G アメリカ/ハワイ/イギリス
4G(LTE) スリナム
VoLTE エストニア/フィンランド/マカオ/イギリス

今回新たに各国・各地域で追加された事業者は下表のとおり。

対応ネットワーク 追加された事業者
5G Verizon Wireless(アメリカ、ハワイ)
O2-UK(イギリス)
Chunghwa Telecom(台湾)
4G(LTE) TIGO Paraguay(パラグアイ)
Digicel Suriname NV(スリナム)
Ooredoo Tunisie(チュニジア)
VoLTE Elisa Estonia(エストニア)
Elisa Finland(フィンランド)
CTM(マカオ)
3 UK(イギリス)

上記のうち、5GのChunghwa Telecom、4G(LTE)のTIGO Paraguay/Ooredoo Tuniseieは、すでにサービスが提供されている国・地域での事業者追加となる。

5G/4G(LTE)国際ローミングに追加された国・地域ではソフトバンク契約スマートフォン/タブレット等での高速なデータ通信が行えるようになり、海外向けパケット定額サービス「海外パケットし放題」も利用できる。また、VoLTE国際ローミングに追加された国・地域では、日本と当該国の間および当該国内の音声通話において、VoLTEによる高音質の通話が可能となる。

国際ローミングの利用にあたっての申込は不要だが、対応していないスマートフォン機種もあるので、各国・地域での対応状況と料金をソフトバンクのWebサイトで確認しておこう。なお海外での通話料・通信料は国内料金プランの無料通信/各種定額サービス/割引サービスの対象外(一部除く)となるため、利用の際には注意されたい。「海外パケットし放題」「アメリカ放題」などの定額/料金上限ありオプションを利用するのもオススメだ。