来年1月にスタートする広瀬すず主演のTBS系火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(毎週火曜22:00~)の新キャストが7日に発表され、松本若菜、田辺桃子、伊原六花、内田理央、櫻井海音、茅島成美、酒向芳、夏木マリの出演が明らかになった。
本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬すず)が、幼馴染みの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉)と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリー。恋愛ドラマの名手・北川悦吏子氏が『オレンジデイズ』以来19年ぶりに、完全オリジナル脚本で“青春ラブストーリー”を手がける。互いに夢を追い、励まし合い、時には喧嘩もしながらも笑い合って過ごした愛おしい時間。とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない夢追う空豆と音の、世界で一番美しいラブストーリーを描く。
このたび、空豆と音の「夢」と「恋愛」の物語を取り巻くキャストとして、松本若菜、田辺桃子、伊原六花、内田理央、櫻井海音、茅島成美、酒向芳、夏木マリの出演が決定した。
夏木マリが演じるのは、空豆と音が暮らすこととなる下宿先「雪平邸」の主・雪平響子(ゆきひら・きょうこ)。元画家で資産家の響子は、若者の夢を応援したいという思いのもと自身が暮らす古民家に音を下宿させている。見ず知らずの空豆のことも拾い上げる豪快な人物だ。今作が広瀬と連ドラ初共演となる夏木。2人がどのような掛け合いを見せるのか注目だ。
松本若菜が演じるのは、音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&R(※アーティストの発掘から育成、戦略を担う)・磯部真紀子(いそべ・まきこ)。パソコンで楽曲を制作するコンポーザーとしてメジャーデビューを目指すもなかなか芽が出ない音に対し、その才能を評価し、時に厳しく、愛情を持って寄り添う。
田辺桃子は、音がアルバイトをするカフェで出会う謎めいた美女・菅野セイラ(かんの・せいら)を演じる。デビューを目指す音、そして後にデザイナーを目指す空豆にも影響を与える物語のキーパーソンだ。
伊原六花が演じるのは、空豆が上京して初めてアルバイトをする蕎麦店「大野屋」の店員・丹沢千春(たんざわ・ちはる)。空豆に店の仕事と都会のイロハを教える中で、唯一無二の友情を育み、空豆の一番の理解者となっていく。
内田理央は、「ユニバースレコード」の所属アーティスト・アリエルを演じる。「ズビダバ」というユニットでヒット曲を連発するセクシー路線のボーカリストだ。
櫻井海音が演じるのは、空豆の幼馴染みで婚約者・矢野翔太(やの・しょうた)。翔太は周囲から浮きがちだった空豆を幼少期から隣で支えてきた。爽やかな青年で頭脳明晰、地元の大学を卒業後上京し、自ら興した会社の社長を務めている。空豆との結婚を目前に控えているが……。
茅島成美は、空豆の祖母・浅葱たまえ(あさぎ・たまえ)を演じる。空豆と翔太の婚約を心から喜んでいて、空豆のウエディングドレス姿を見ることを楽しみにしている。
酒向芳が演じるのは、空豆と音の下宿先「雪平邸」の近所にある蕎麦店「大野屋」の店主であり、千春の父・丹沢博(たんざわ・ひろし)。幼馴染みの響子に顎で使われているが、そんな扱いにも嫌な顔をしないおおらかな人物。響子に言われて空豆をアルバイトとして雇い入れる。
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