mogは12月5日、ワーママに向けた男性育休の実態調査の結果を発表した。調査は10月1日〜31日、「ママノバ」の登録者80人を対象に行われたもの。
まず、パートナー(パパ)が育休を取得したかどうか聞いたところ、39%が「はい」と回答。これは、「令和3年度雇用均等基本調査(2022年7月発表)」における業種別取得率で最も高かった「金融業・保険業」(40.64%)に匹敵する割合となっている。
主に総合職として活躍するキャリアママの家庭では政府目標をも上回るパパの育休取得率で、家庭の育児環境としても夫婦の協力体制が構築できている家庭が多いと考えられる。
育休期間については「1カ月程度」が52%で圧倒的に高くなり、取得率が増加しているだけでなく、期間も長くなっている傾向が見られた。2カ月以上を取得している人も2割近くにのぼっている。
フリーコメントでは、2回に分けて取得したり、働き方を調整するケースも見られ、育児と仕事のバランスを取りながら、各家庭で工夫している様子が伺えた。